目の下のくぼみにヒアルロン酸|失敗・チンダル現象を避けるには

投稿日:2026.10.18
美容コラム

目の下のくぼみにヒアルロン酸を検討している方へ。

失敗と感じる原因で多いのは、青く透けるチンダル現象、ふくらみすぎ、むくみの長引きの3つです。

もう1つ見落としやすいのが、暗さの原因がくぼみではなく目の下のふくらみ(目袋)にある場合、ヒアルロン酸を足すとかえって重たく見えることです。

この記事では、心斎橋で目の下のくぼみのヒアルロン酸を検討する方に向けて、トラブルの理由、向き不向きの見分け方、脱脂との使い分け、料金までを整理します。

※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。施術の効果や経過、副作用の出方には個人差があります。掲載の施術は自由診療(保険適用外)です。詳しくは医師の診察でご確認ください。

目の下でよくある3つの失敗と、起こる理由

目の下のくぼみへのヒアルロン酸で失敗と感じやすいのは、青く透ける、ふくらみすぎて凹凸が出る、むくみが長引くの3つで、起こる理由はそれぞれ違います。

青く透けて見える(チンダル現象)

皮膚の浅い層にヒアルロン酸が入ると、光の散乱で注入した部分が青っぽく透けて見えることがあります。

皮膚が薄い方ほど起こりやすく、目の下は特に影響が出やすい部位です。

青みが気になるときは、時期や見え方を写真に残して、早めに診察で相談してください。

目の下のヒアルロン酸で起こりやすい3つのトラブル

ふくらみすぎ・凹凸・しこり

量が多すぎる、製剤が部位に合わない硬さだったという場合に、段差が残ったり、ふくらみが目立ったりします。

目の下は少量でも見た目が変わる部位なので、一度に多く入れず、少量から様子を見るのが基本です。

むくみが長引く

ヒアルロン酸は水分を抱えこむ性質があり、目の下ではむくみとして出ることがあります。

多くは数日で落ち着きますが、量が多いと長引く場合があります。

まれだが重いもの:血管の詰まり

頻度はまれですが、ヒアルロン酸が血管に入ったり血管を圧迫したりすると、皮膚の壊死や、一時的または回復しない視力障害・失明、脳梗塞につながることがあります。

施術中や施術後に、強い痛み、皮膚の色が白や紫に変わる、見え方がおかしいといった変化があれば、すぐに申し出てください。

ヒアルロン酸が向いているくぼみ、向いていない目の下

目の下のヒアルロン酸が向くのは、くぼみの影が暗さの中心でふくらみが目立たない場合で、原因を見分けることが最初の一歩です。

目頭の下から頬の方向へ斜めに走る溝を、ティアトラフ(tear trough)と呼びます。

日本語では「目の下のくぼみ」「影グマ」と言われることもあります。

この溝の影が気になるならヒアルロン酸を検討できますが、同じ「目の下のクマ」でも原因によって合う治療は変わります。

鏡を正面に置き、少し上を向いたときと、あごを引いたときで見え方を比べると、おおよその見当がつきます。

見え方 考えられる原因 ヒアルロン酸との相性
上を向くと影が薄くなる。ふくらみは目立たない くぼみ(ティアトラフ)による影 検討しやすい
目の下がぷっくり出ていて、その下に影ができる 眼窩脂肪のふくらみ(目袋) 単独では向きにくい
皮膚を軽く引っ張っても茶色っぽさが残る 色素沈着(茶グマ) 向かない
青紫っぽく、体調で濃さが変わる 血行(青グマ) 単独では向かない

実際には、くぼみとふくらみが混ざっている方が少なくありません。

どちらが主な原因かは、診察で目元を見てから判断します。

ヒアルロン酸と脱脂の役割分担

目の下の暗さは、ふくらみが主な原因なら足すのではなく減らす処置が先になり、くぼみが主な原因ならヒアルロン酸が候補になります。

2つの役割の違いを、次の表にまとめました。

ヒアルロン酸注射(この記事) 脱脂(経結膜脱脂法)
すること くぼみに足して段差をならす 目の下のふくらみ(眼窩脂肪)を減らす
向いている状態 くぼみの影が中心で、ふくらみが目立たない ふくらみが目立ち、その下に影ができている
くわしい説明 この記事(目の下のくぼみのヒアルロン酸) 目の下のたるみ・クマ取り

脱脂のあとに残ったくぼみをヒアルロン酸で整えるなど、両方を組み合わせることもあります。

どちらを先に行うか、そもそも必要かどうかは、診察で目元の状態を見て決めます。

注入の前に医師と確認しておきたいこと

目の下のくぼみへのヒアルロン酸は、くぼみとふくらみのどちらが主な原因か、初回の量、不安なときの相談先を医師と確認してから受けるのが基本です。

確認の目安は、正面、斜め、上を向いたときの3つの角度で見え方がどう変わるかです。

皮膚の薄さや、むくみやすさ、これまでの注入歴も、製剤の硬さと量を決める材料になります。

気になる点は、施術前のカウンセリングで遠慮なく質問してください。

  • くぼみとふくらみのどちらが主な原因か
  • 初回に入れる量と、追加が必要になる目安
  • 青く透ける、凹凸が出るなどの場合の対応
  • ダウンタイム中に避けたいことと、メイクを再開できる時期

説明に納得できないときは、その日に決めず、持ち帰って考えることも選べます。

ダウンタイムの経過と当日の過ごし方

目の下のヒアルロン酸の腫れは、当日から翌日に出やすく、多くは2〜3日で落ち着き、内出血が出た場合も1〜2週間で消えていきます。

時期 一般的な経過(個人差あり)
当日〜翌日 腫れ・赤みがいちばん出やすい。針の跡が残ることがある
2〜3日 腫れは多くの場合落ち着いてくる
1週間前後 なじんで仕上がりが安定してくる
1〜2週間 内出血が出た場合は、紫から黄色に変わりながら消えていく

当日は、飲酒、激しい運動、長時間の入浴やサウナ、注入した場所を強くこする・もむことを控えてください。

シャワーは当日から使えますが、洗顔は目元をこすらないようにやさしく行います。

メイクの再開時期は、施術の際に医師へ確認してください。

2週間たっても強い段差や左右差が残る場合は、様子を見すぎず、診察で相談してください。

施術を急がなくてよい場合と、受けない選択

目の下の暗さは、睡眠不足やむくみ、乾燥でも濃くなるため、ヒアルロン酸を入れる前に生活面を見直す選択や、別の処置を選ぶ選択もあります。

睡眠時間を確保する、冷やしたタオルでむくみをやわらげる、保湿して乾燥を防ぐといった方法で、見え方が変わる方もいます。

色素沈着(茶グマ)や血行(青グマ)が主な原因の場合、くぼみを埋めても暗さは残ります。

妊娠中・授乳中の方、ヒアルロン酸製剤やリドカインでアレルギーを起こしたことがある方、注入する部位に炎症や感染がある方は、施術を受けられないか、医師と相談のうえで判断します。

ふくらみが主な原因の方は、脱脂など別の処置のほうが合う場合があります。

受けるかどうかは急いで決めず、診察で説明を聞いてから考えて構いません。

当院の目の下のくぼみへのヒアルロン酸:料金・製剤・施術の流れ

心斎橋・南船場にあるメディカルアルファクリニックの目の下のくぼみへのヒアルロン酸は、医師が診察のうえ少量ずつ注入する自由診療です。

当院のヒアルロン酸注射は、1本22,000円〜85,000円(税込・自由診療)です。

金額は使用する製剤により異なり、目の下に必要な本数は診察で決まります。

目の下は少量から始めて様子を見る方法が一般的で、総額はくぼみの深さと使用本数で変わるため、診察後にご案内します。

料金の詳細は、料金表とヒアルロン酸注射のページでご確認ください。

当院では、目の下のくぼみや影グマを浅くし、凹凸による暗さを和らげることを目的に、ヒアルロン酸を注入します。変化の出方には個人差があります。

当院で使用するヒアルロン酸は、部位に合わせて使い分けており、目の下など細かく動く部位には、柔軟性のある製剤を用います。仕上がりには個人差があります。

当院の施術時間は、1か所につき5〜10分前後が目安です。

持続期間は製剤や注入部位によって異なり、一般的に半年〜2年前後と言われています。

主なリスク・副作用は、腫れ・むくみ、赤み、内出血、痛み、青く透ける(チンダル現象)、凹凸・しこり、左右差、感染、アレルギー反応です。

まれに、血管内への注入や圧迫による皮膚の壊死、視力障害、失明、脳梗塞が起こることがあります。

目の下への注入では、使用する製剤によって、国内で承認されていない医薬品・医療機器、または承認された範囲外(適応外)の使い方になります。

入手経路は、国内の販売業者から購入する場合と、医師の判断で海外から輸入する場合があり、製剤ごとに異なります。

国内で承認されたヒアルロン酸製剤は、使える部位が決まっており、目の下のくぼみへの注入を効能として承認された製剤の有無は、製剤ごとに異なります。

海外では同系統の製剤が広く使われていますが、血管の詰まりによる皮膚の壊死や視力障害など、重い副作用の報告があり、未知のリスクが生じる可能性も否定できません。

未承認・適応外の使用で起きた健康被害は、国の医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

製剤の名称と、入手経路・承認状況の詳細は、施術前に書面でもご説明します。

この施術は自由診療(保険適用外)です。施術内容は、診察のあとの目の下のくぼみへのヒアルロン酸注入です。通常は1回の注入で、なじんだ後(約2週間後以降)に必要に応じて少量を追加することがあります。腫れが引いてなじむまで約1〜2週間かかり、持続は半年〜2年程度が目安です。回数や追加の要否は、診察で医師が決めます。

費用は、ヒアルロン酸注射1本あたり22,000円〜85,000円(税込・製剤により異なります)です。

主なリスク・副作用は、腫れ、むくみ、赤み、内出血、痛み、青く透ける(チンダル現象)、凹凸やしこり、左右差、感染、アレルギー反応です。まれに、血管の詰まりによる皮膚の壊死、視力障害、失明、脳梗塞が起こることがあります。

お問い合わせは、メディカルアルファクリニック(050-1724-3463)まで。

メディカルアルファクリニック/〒542-0081 大阪市中央区南船場4-5-8 ラスターオン心斎橋6F/診療時間 10:00〜19:00/予約受付 050-1724-3463

目の下のくぼみのヒアルロン酸についてよくある質問

目の下のくぼみのヒアルロン酸について、涙袋との違い、変化の出方、気になるときの対応、費用、持続期間、仕事や外出の6つの疑問にお答えします。

参考文献

ヒアルロン酸注入に関する本記事の説明は、医療広告、説明と同意、副作用被害救済について厚生労働省とPMDAが公開している資料を参考にしています。

この記事の監修

小西 恒 医師

小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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