白玉点滴(注射)は危険!? 効果ない?気になるリスク・副作用、白髪が増える、太るという噂についてまとめて解説

2023.5.8
美容コラム

「シミやくすみを改善したい」「効率的に美肌や美白効果を感じたい」という方におすすめの白玉点滴と白玉注射。
「効果がなさそう」「なんだか危険そう」と感じている方のために、効果的な頻度や白玉点滴や白玉注射の成分、リスクや副作用についてもご紹介していきます。

また、「白髪が増える」「やめると太る」という噂についても解説します。
白玉点滴や白玉注射を受けてみたかったけど、噂が気になって受けられずにいたという方も是非本記事を参考にしてみてくださいね。

白玉点滴(注射)とは

美白成分のグルタチオンを配合することで、肌の透明感アップに導いてくれる白玉点滴と白玉注射。
主成分のグルタチオンには、メラニンの生成やメラニン自体を減らす働きがあるので、シミやくすみを改善してくれる効果に期待ができます。
その他にも、エイジングケアやデトックス作用も含まれています。
アメリカの歌姫「ビヨンセ」が愛用していたと言われていることから、海外セレブの間で流行となりました。別名「ビヨンセ点滴」とも呼ばれています。

白玉点滴や白玉注射は、ダイレクトに血管に注入していくため、グルタチオンをサプリメントや食べ物から取り入れるよりも、効率的に摂取することができます。

白玉注射は、1回5分程度で完了するため手軽に摂取することができます。
ですが、1回で摂取できるグルタチオンの量は約600mg〜1200mg程度なため、効果の持続期間も短くクリニックに通う頻度も多くなります。

白玉点滴は、1回の施術に30分程度時間がかかります。
施術時間が長い分、1回の施術で約800mg〜2000mg程度のグルタチオンを摂取することができます。
その分、白玉注射と比べると費用は高くなりますが、効果の持続期間は長く、クリニックに通う頻度は少なくて済みそうです。

白玉点滴(注射)で期待できる効果とは


グルタチオンは体内にもともと含まれている成分ですが、紫外線の影響や加齢とともに減少していきます。
グルタチオンを摂取し、体内に増やすことで美容効果に期待ができることはもちろん、免疫力向上など健康面での嬉しい効果にも期待ができます。

代表的な美容効果でいうと、メラニンの生成を抑制することで肌のターンオーバーが促進され、シミを減らしたりくすみを改善して透明感アップに導いてくれます。
改善はもちろん、将来のための予防として取り入れることもおすすめです。

また、解毒作用の高いグルタチオンは肝臓の働きを向上させてくれます。
体内の老廃物を早く排出することができるので、疲労回復や二日酔いの症状を和らげる効果も持っています。
疲れがなかなか取れないという方や、お酒を良く飲む方にも取り入れてほしい成分です。

グルタチオンは、体の免疫機能を保つために重要なグルタミン、グリシン、システインという3つのアミノ酸から作られており、免疫細胞の栄養の源として多くの量が必要とされています。グルタチオンを摂取することで、免疫力や免疫機能の向上にも効果が期待できます。
また、免疫力が高まることで、蕁麻疹や湿疹などのアレルギー症状の軽減にも期待ができます。

白玉点滴(注射)のリスク・副作用

グルタチオンは元々人間の体内にある成分なので、白玉点滴や白玉注射は安全性が高く、副作用はあまりないと言われています。
しかし、人によっては不快感や発疹、赤みや熱感などの症状が起こる可能性もあります。

また、注射や点滴による内出血が起こったり、血管が細い方は血管痛を感じることもあります。
点滴のスピードを遅くすることで痛みを軽くすることもできるので、医師に相談してみてくださいね。

そんな安全性の高い白玉点滴や白玉注射ですが、ホルモンバランスが体に影響を与える可能性もあるため、妊娠中や授乳中の方は施術を受けることができません。
また、過去に白玉点滴や白玉注射をしてアレルギー反応が出た方も受けることはできないので注意しましょう。

点滴中に、頭痛や吐き気、アナフィラキシーショックなどの症状が起こった場合にも中止する可能性があるので無理をせずに医師や看護師さんに相談してみましょう。

白玉点滴(注射)で白髪になる?やめたら太る?

白玉点滴や白玉注射は、継続的に受け続けることで効果を長い期間感じることできます。
やめたからといって、すぐに元の状態に戻るわけではありませんが、紫外線や乾燥、ストレスなどの影響から体内のグルタチオンが減少してしまうことで、徐々に元の肌や健康状態に戻ってしまいます。

また、白玉点滴や白玉注射を受けることで白髪になるという噂があります。
これは、グルタチオンがメラニン色素を抑制することで、髪の毛にも影響があるのではないかと言われていることから生まれたと考えられています。

科学的な根拠が一切なく、症例の報告も現状はないので、気にすることはないでしょう。
むしろ、白玉点滴や白玉注射を受けることでアミノ酸の効果によって、増毛した方や髪にツヤが戻ったという方もいます。

さらに、やめてしまうと太るという噂もありますが、これは白玉点滴後に食欲不振を感じる方がいることから生まれたと考えられています。
白玉点滴後の食欲不振は、数時間で解消する一時的なものですので、白玉点滴をやめたことと太ったことは関連性があるとは考えにくいです。

白玉点滴(注射)を効果的に受ける方法って?

白玉点滴の効果は、1回の施術で数日~1週間程と言われています。
白玉注射は、1回の施術で摂取できるグルタチオンの成分がより少ないため、白玉点滴よりも持続期間は短いでしょう。

最初は、週に1〜2回のペースで受けていくことで、早く効果を実感することができます。
個人差はありますが、5〜10回程度受けることで効果を実感できる方が多く、人によっては30回以上受けて効果を感じ始めた方もいるようです。
効果を実感し始めてからは、1〜2ヶ月に1回の頻度で受けることで、長期間効果を感じることができます。

効果を維持していくためにも、トラネキサム酸やビタミンCなどの美白効果に期待のできる内服薬を取り入れたり、プラセンタやトランサミンを含む美白に特化した治療と一緒に受けることで、より効果が持続しやすいでしょう。


まとめ

白玉点滴や白玉注射は、安全性の高い施術なので注意事項を理解して受け続けることで、美容にも健康にも効果的です。肌にくすみを感じている方や、将来のためにもシミ予防を始めたい方、疲れが取れにくい方や風邪を引きがちな方など年齢や性別を問わず、様々な方におすすめの施術です。

継続的に摂取することで、目に見えて効果が期待できる白玉点滴や白玉注射。メディカルアルファクリニックでは、通い続ける方のために5回と10回のお得なコースも用意しています。

当院の白玉点滴と白玉注射には、グルタチオンと一緒にビタミンCが含まれています。
グルタチオンとビタミンCを一緒に摂取することで、ビタミンCの働きをより強化してくれるので、美肌や元気な体に導いてくれます。

気になられる方は是非クリニックに問い合わせてみてください。

 


この記事の監修

小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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