脱毛は女性がするもの、と思っていませんか?最近は男性でも脱毛する人が増えています。
髭やVIOの体毛処理に悩みを抱え、脱毛に興味のある方も多いのではないでしょうか?
しかし、脱毛のメリットやクリニックが行う医療脱毛とサロンやエステが行う光脱毛の違いなど基本的なことがよくわからず、二の足を踏んでいる方がいらっしゃるかもしれません。
この記事では、脱毛の人気部位、メリット、注意事項のほか医療脱毛とサロンやエステの光脱毛の違いなどを、脱毛の経験が無い方に向けてわかりやすく解説します。
是非最後まで読んで脱毛に関する悩みの解消に役立ててください。
脱毛はワキ毛処理など女性特有の美容ケアとして普及してきました。
しかし、近年、男性の美意識の高まりや価値観の変化とともに、スキンケア同様、エチケットの一環として脱毛する人が増えているようです。
では、実際に男性が脱毛するメリット・得られる効果にはどういったものがあるのでしょうか?
以下、5つのメリット・効果について解説します。
体毛の処理が不十分だと地味な印象となり清潔感に欠けます。場合によってはコンプレックスにもなりかねません。
脱毛すれば肌の割合が増えるので、明るさが増して清潔な印象を与えることができます。
周囲の印象も良くなり好感度のアップにもつながりますので、ビジネスや恋愛の場面において有利に働くことが期待できるでしょう。
カミソリや毛抜きを使用した自己処理は、肌に強い刺激を与えます。
特に顔の肌はデリケートなので、髭剃りの強い刺激によって肌を傷つけたり、毛穴に雑菌が入ったりした結果、肌荒れやニキビなどの肌トラブルを招くおそれがあるでしょう。
脱毛も一時的には肌に刺激を与えますが、一旦脱毛してしまえば、自己処理を行うことが少なくなり、肌に強い刺激を与える機会も減ります。
そのため、肌荒れやニキビなどの肌トラブルの予防が期待できるでしょう。
脱毛は毛穴を引き締める効果があり、肌内部のコラーゲンの生成を促します。
肌のツヤやハリが回復することで、きめ細やかな肌をキープすることにつながります。
脱毛をすることで美肌効果も期待できて、美意識の高い男性にとって一石二鳥といえるでしょう。
髭剃りやムダ毛処理などの自己処理は定期的に行う必要があります。
個人差はありますが、特に顔の髭は毎日剃っているという方も多くいらっしゃるでしょう。
毎日髭剃りに費やす手間や時間は長い目で見ると膨大で、日々の生活において大きな無駄といえます。
脱毛すればこの自己処理にかかる手間や時間を大幅にカットすることができます。
その分 、他のことに手間や時間を費やすことができ、生活の質も向上するでしょう。
さらに、自己処理に必要なシェーバー等の道具やアフタージェルなどのスキンケア商品を購入しなくてもよくなり、ランニングコストを削減することにもなります。
ワキやVIOなどの部位は汗で蒸れやすい割りに体毛が密集しているため、不衛生になりがちです。
汗が蒸れることで体毛に雑菌が繁殖し、体臭の原因となってしまいます。
脱毛することで通気性が向上し、汗による蒸れや雑菌の繁殖を抑えることができるため、体臭の緩和が期待できるでしょう。
男性の脱毛のメリットと得られる効果がわかったところで、実際に脱毛する場合、どの部位の脱毛が人気でしょうか?
以下、人気のある7つの部位について解説します。
最もポピュラーな部位は顔の髭です。
髭は多くの男性がカミソリやシェーバー等で自己処理を行っています。髭が濃い方は毎日、自己処理に追われていることでしょう。
髭を脱毛すれば、日々の自己処理から解放されます。
また、自己処理は肌へのダメージが大きいため、肌荒れやニキビなどの肌トラブルに悩まされることも多くなります。
髭を脱毛すれば、こうした肌トラブルの予防につながります。
さらに、髭を脱毛すると顔の印象が明るくなり清潔感や好感度がアップするので、仕事や恋愛など対人関係の面でプラスに働くことも期待できるでしょう。
このように、髭の脱毛はメリットや得られる効果が大きいといえるので、人気部位であることも納得できます。
陰茎・睾丸・肛門周りなど、VIOと呼ばれる陰毛が生えている部位も人気の部位の1つです。
VIOの脱毛は欧米諸国では一般的ですが、近年、エチケットとして日本人男性にも徐々に普及しつつあります。
老後の介護などを見据えて、家族や看護師に迷惑をかけないようにするため、今のうちに対策しておきたいと考える方も増えているようです。
陰毛は不衛生な部位に生えており、蒸れやすくニオイの原因になってしまうため、衛生面からも、VIOの脱毛はメリットや得られる効果が大きいといえるでしょう。
自己処理が難しい部位なので、クリニックで脱毛に慣れているプロにお願いした方が良いでしょう。
女性の脱毛では最も人気のある部位ですが、男性にも人気です。
わきの下の体毛は、VIOと同様に蒸れやニオイの原因になるため、脱毛することでこれらの予防につながります。
自己処理をしている方もいらっしゃるでしょうが、より安全で確実な脱毛を行うためには、VIOと同様にクリニックなどプロにお願いした方が良いでしょう。
昔はワイルドな男らしい印象を持つ女性もいたかもしれませんが、現在、一般的にはあまり好まれない傾向にあるようです。
胸毛が濃いと不潔な印象を与えてしまうおそれがあるでしょう。
特に薄着になる夏場は、どんなにファッションに気を使っても、胸元から胸毛がはみ出してはオシャレな雰囲気も台無しになってしまいます。
夏場は海水浴やプールなど水着で肌を露出する機会も増えるため、濃い胸毛は特に目立ってしまいがちです。
胸毛を脱毛すれば、肌の露出が多い機会でも人目を気にせず堂々と振舞えるようになるでしょう。
いわゆる「ギャランドゥ」といわれるもので男性の体毛の代表格ですが、脱毛の希望が多い人気部位でもあります。
胸毛と同様、夏場の海水浴やプールなど肌を露出する場合に非常に目立ちますし、お腹が出ている場合、体型と相まってより悪目立ちするでしょう。
ひざ下の体毛(すね毛)が多いと短パンを履いた際、不潔な印象を与えてしまうおそれがあります。
すね毛の悩みで暑い夏場に短パンを履くことを躊躇してしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ひざ下の体毛を処理してツルツルの肌になれば、短パンなど露出の多いファッションを自信をもって楽しめるようになるでしょう。
ひじ下は露出の多い部位なので、この部位の体毛が多いと比較的目立ちます。
そのため、ひざ下同様、不潔な印象を与えてしまうおそれがあります。
特に接客業の方は、お客さんとコミュニケーションを図る上で清潔感や好感度は重要なので、脱毛するメリットが大きいといえるでしょう。
様々なメリットや効果のある脱毛ですが、リスクや注意事項はあるのでしょうか?
これから脱毛しようと考えている方は気になるところでしょう。
ここでは男性が脱毛をする場合のデメリットを5つ解説します。
脱毛の大まかな仕組みは、熱によって毛根の発毛組織にダメージを与えることで脱毛を促進するというものです。
クリニックの医療脱毛ならレーザーを毛根に照射することにより、サロンの光脱毛なら光を毛根に当てることにより脱毛を行います。
レーザーや光を照射した際に肌を刺激してしまうため、一定の痛みが生じてしまいます。
体毛の濃さや脱毛する部位によって痛みの強弱はありますが、通常、人気の部位である髭、VIO、ワキなどは痛みを強く感じやすいでしょう。
レーザーや光の出力レベル、脱毛機器の性能などによっても痛みの感じ方は変わってきます。
痛みに弱い方や苦手な方は、事前にクリニックや美容サロンに相談すると良いでしょう。
体毛は「成長期」「退行期」「休止期」の3つの周期(毛周期)で生え変わります。
脱毛は成長期を迎えている毛に対してアプローチしないと十分な効果がありません。
しかし、すべての毛が同じ周期ではないため、満遍なく脱毛するにはどうしても複数回の施術が必要となってしまいます。
また、レーザーや光の照射レベルを強くすることは肌に大きな負担となるため、最初から高出力を照射することもできません。
以上のことから、十分な脱毛を行うには何度か回数を重ねなければならず、クリニックやサロンに継続的に通う必要があります。
長い場合は数年間通わないと満足のいく効果が出ないこともあり、途中で挫折するおそれもあるでしょう。
前述のとおり、脱毛は継続的に施術を受けなければ満足のいく効果を得ることは難しいのが実情です。
クリニックやサロンに定期的に通うとなると、どうしても費用がかさんでしまいます。
施術する部位を絞ったり、ローンやクレジットによる分割払い、お得なコース、キャンペーンなどを上手く利用することでトータルコストを抑えましょう。
脱毛はレーザーや光を肌に照射するため、肌へのダメージを完全に避けることはできません。
保湿が不十分であったり、日焼けがひどかったりした状態で脱毛を行うと、肌荒れや火傷などの肌トラブルを起こすおそれがあります。
脱毛を受ける前には、保湿や日焼け止め対策など十分な肌ケアを行ってください。
また、脱毛後は、飲酒、日焼け、激しい運動などを控えて肌トラブルの予防に努めましょう。
脱毛のレーザーや光は体毛の中のメラニン色素に反応するため、一般的に濃い毛や太い毛に強く反応します。
体毛の濃さや太さは人によって様々ですが、レーザーや光の特性を踏まえれば、同じ施術でも脱毛効果に若干の個人差が生じてしまいます。
一般的に濃い毛や太い毛ほど脱毛が難しいイメージですが、実際には脱毛効果は大きいといえるでしょう。
脱毛には大きく分けて、クリニックで受けられる医療レーザー脱毛とサロンやエステで受けられる光脱毛があります。
これらはどういう違いがあるのでしょうか?
クリニックで受けられる医療レーザー脱毛もサロンやエステで受けられる光脱毛も、毛根にある色素細胞にダメージを与えることで毛母細胞や毛乳頭からの発毛を抑える点では同じです。
しかし、両者は毛根に与えるダメージのレベルに大きな違いがあります。
医療レーザー脱毛は高出力のレーザーを毛根に照射して色素細胞をしっかりと破壊するため、優れた脱毛効果を発揮します。
一方、光脱毛は光の出力レベルが医療レーザーと比べて弱いため、一時的な発毛の抑制にとどまります。
そもそも、光脱毛を行うサロンやエステはクリニックのような医療機関ではないため、毛根の色素細胞を破壊するような医療行為ができません。
医療レーザー脱毛では永久脱毛が可能ですが、光脱毛では永久脱毛は不可能です。
永久脱毛を希望するのであれば、最初から医療レーザー脱毛を選択することをおすすめします。
医療レーザー脱毛は高出力のレーザーを照射することで1回の施術での効果が大きいため、光脱毛と比べて脱毛回数が少なく、施術期間が短いというメリットもあります。
希望する脱毛のレベルにもよりますが、医療レーザー脱毛の場合は1年~2年で5回~10回程度、光脱毛の場合は3年~4年で20回前後の施術が必要とされています。
同じ費用をかけるのであれば、短期間でたしかな脱毛効果が得られる医療レーザー脱毛の方が費用対効果が良いといえるでしょう。
医療レーザー脱毛は光脱毛よりも高出力のレーザーを照射するので、その安全性や痛みに不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。
医療レーザーや光の照射は肌に一定のダメージを与えるため、肌荒れや火傷などの肌トラブルが生じることがあります。
しかし、医療レーザー脱毛は、サロンやエステの担当者が行う光脱毛とは違ってクリニックの医師や看護師が行うため、仮に肌荒れや火傷などの肌トラブルが生じた場合でも医療の専門家として適切なケアを行うことができます。
例えば赤みが生じたら、肌の状態に合わせてレーザーの出力レベルを下げたり、患部を冷やしたりするなど、臨機応変な対応が可能です。
炎症を抑える薬を処方することもできますので、重篤な肌トラブルが生じたり、後遺症が残る可能性は小さいといえるでしょう。
痛みについては、一般的に光脱毛よりも医療レーザー脱毛の方が強い傾向にあります。医療レーザーは出力レベルが高く肌に深く浸透するため、どうしても痛みが強くなってしまいます。
しかし、医療レーザー脱毛は医療機関であるクリニックが行うため、麻酔クリームや麻酔ガスなどの麻酔を使用することができます。
これらの麻酔を使用して施術すれば、痛みを軽減しながら脱毛することも可能です。
一方、光脱毛はサロンやエステの担当者が施術するため、脱毛効果を高めるために光の出力を上げた結果、肌トラブルが生じても医師のような適切なケアを行うことはできません。
麻酔を使用することもできませんので、強い痛みを伴うおそれがあります。
このように、サロンやエステの光脱毛は、医療レーザー脱毛と比べて安全性の確保や痛みへの対応は難しいといえるでしょう。
以上のことから、安全性が気になる方や痛みが苦手な方も医療レーザー脱毛を選択した方が無難です。
永久脱毛を希望する方、できるだけ短期間で脱毛したい方、費用対効果を重視する方、安全性や痛みに不安のある方は、サロンやエステで行われる光脱毛よりも、クリニックで行われる医療レーザー脱毛を選択した方が満足のいく結果が得られるでしょう。
メディカルアルファクリニックは、経験豊富な医師と看護師が在籍し、男性の脱毛の悩みに寄り添った丁寧な施術がモットーのクリニックです。
ジェントルマックスプロという最先端の医療脱毛機を導入し、スピーディな仕上がりで痛みの少ない施術を提供しています。
全身脱毛や部位別のプランも充実しており、追加料金無しの低価格で明朗な会計なので、初めての方でも安心して脱毛をスタートすることができるでしょう。
無料カウンセリングを実施しているので、まずはカウンセリングを予約してご自身の悩みを相談し、適切なプランを検討してみましょう。
2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、
ジュビダームビスタ® 認定医、
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、
日本美容外科学会(JSAS) 正会員、
日本産科婦人科学会 会員、
日本産科婦人科学会 専門医、
日本医師会認定産業医、
母体保護法指定医