GLP-1を食事からとり入れる方法があった!~GLP-1を増やすおすすめの栄養素とは~

2022.5.11
ダイエット注射

GLP-1ダイエットは、無理なく痩せられる効率的なダイエット方法として人気の治療です。
そもそもGLP-1とは体内でつくられるホルモンのこと。

そして普段の食事からも少量ではありますがGLP-1をとり入れることができます。

体内中のGLP-1濃度が高いことで得られる効果は、

  • 満腹感を感じやすいため少量の食事で満足する
  • 胃から腸への排泄を遅らせるためお腹がすきにくい
  • 基礎代謝をあげ内臓脂肪の分解を促進する

等のダイエットにはうれしい効能をもたらします。

ダイエットとなると無理に食事を我慢したり、食べ過ぎると憂鬱な気分になったり、、、
女性には生理周期もあるため、ダイエット中の食事のコントロールはとても難しいです。

ダイエットとなるとイベント事になりがちで継続することが中々難しく反動が来てしまうことも。
そこでGLP-1ダイエットを取り入れることで気持ちにも余裕が出き、ストレスや負荷を減らし健康的にダイエットができるよう今回はGLP-1を含む食材・取り入れ方を紹介していきます。

GLP-1分泌を増やす栄養素は「EPA」と「食物繊維」が鍵だった

GLP-1ダイエット中に積極的に摂取したがよいもの

GLP-1ダイエットをしているから何でも食べてよいということではありません。
確かに、GLP-1をしていると食事内容が偏っていたとしても痩せる事が出来ます。しかし、せっかく痩せるのであれば、GLP-1ダイエットをやめた後でも痩せやすい体質を整えておくことで体重や体型の維持につながります。また、GLP-1ダイエットの相乗効果を高める事が出来“一石二鳥”どころではありません。

〇体内のGLP-1を増やす食品

 
GLP-1の分泌が期待できる食材
乳酸菌
ヨーグルト・キムチ・チーズ
食物繊維
玄米・納豆・ごぼう・サツマイモ
EPA
鯖・まぐろ・イワシ
鉄分
赤身肉・レバー・ほうれん草

基本的にはどんな食べ物でも腸に達するとGLP-1の分泌がはじまりますが、効果が期待できるのは魚類の脂に多く含まれる「EPA」とお野菜などに多く含まれる「食物繊維」です。

★「EPA」
EPAとは、魚介類に含まれる脂肪酸の一つで、魚介類に多く含まれる脂肪酸です。
EPAを多く含む魚は、サバ、マグロ、イワシなどです。野菜・果物・肉類にはほぼ含まれておりません。
また、EPAには脂肪燃焼効果もありますのでダイエットにはもってこいの食材ですので積極的に摂取しましょう。

★「鉄分」
鉄分は日本人女性が不足しやすい栄養素で、ダイエット中は特に不足してしまいます。
酸素を運ぶ鉄分が不足してしまうと、基礎代謝が落ちダイエット効果が下がってしまいます。また、鉄分はお肌のコラーゲン生成に大きく関わっていますので鉄分が不足すると肌荒れの原因にもつながります。このように鉄分は、特に女性は意識して取り入れたい栄養素になっています。

GLP-1ダイエット中は避けたがよい食品

GLP-1ダイエット中は避けた方が良い食品には、血糖値を上昇させるGI値が高い食品(白米、うどん、パン、パスタ)や酸化の進んだ揚げ物類、またスナック等のお菓子です。
GI値の高い食品は、脂肪蓄積の原因となるインスリンの分泌を促進してしまいます。

食事から摂取したGLP-1の吸収率を上げるには何をしたらいいの?

腸内環境を整えよう

痩せホルモンは腸から分泌されるためGLP-1の恩恵を最大限にうけるためには腸内環境を整えるのが重要です。

食事から摂取したGLP-1の吸収率を上げるには、腸内環境を整えることが大切です。
腸内環境を整えてくれるものに、有用菌を届ける「プロバイオティクス」と有用菌を育てる「プレバイオティクス」の2種類があり、これら2つを意識して組み合わせて摂取することで腸活はより一層効果的になります。

★プロバイオティクス:有用菌を直接腸に届ける。有害菌の活動を抑える
乳酸菌・ビフィズス菌

★プレバイオティクス:有用菌である善玉菌を増殖、活性化し腸内環境を整える
食物繊維・オリゴ糖

プロバイオティクス
プレバイオティクス
ヨーグルト・納豆・ぬか漬け・味噌

豆類・ブロッコリー・キノコ類・玉ねぎ・キャベツ

生きた善玉菌は腸に定着できないのでなるべく毎日食べる必要があります。

発酵食品が苦手な方や、毎日取り入れることが難しいという方はサプリメントで摂取することもおすすめです。
当院では、1日に必要とされている菌数1兆個を腸内細菌の第一人者である藤田浩一郎医師と共同開発、独自配合した乳酸菌サプリ、「ドクターハビット」のご用意もあります。

唯一GLP-1を効率よく体内に取り入れる方法はこれだけ!

GLP1ダイエット中は、痩せホルモンを増やす食事がポイントになります。
食物繊維や乳酸菌、EPAがたっぷり含まれている食品を意識して摂るようにすると、効果がさらにアップします。

食事からGLP-1を増やす事は出来ますが、限りがあり少量です。

効率よくGLP-1を増やすには、1日1回GLP-1ホルモン注射を投与し直接GLP-1を体にとりいれます。

注射?と聞いて怖そう痛そうといったイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、髪の毛より細い針ですので、体験された方皆さん思っていたより痛くなかったとおっしゃいます。

ダイエットの根本は、食事です。
食事をコントロールできる方は、GLP-1ダイエット注射は必要ありません。
毎日食事メニューを考えたり、準備するのが手間に感じる方や確実にGLP-1を増やし手軽にダイエットを行いたい方は、GLP-1の投与を検討してみてもいいかもしれません。

初めてで不安がある方や、お薬漬けにならずやめたあとも美しくいるために食事指導を行って欲しい方ダイエットを成功させるなら“メディカルプラスクリニック”のオンライン診療をご活用下さい。

この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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