GLP-1ダイエット注射は何種類あるの?1番安全で効能のある注射は?それぞれの特徴とサクセンダが多く使われる理由とは!

2022.5.11
ダイエット注射

GLP-1ダイエット注射は、世界では既に10年以上前から親しみの深い、そして簡単にストレスなく減量できることから人気のダイエット法であり、お隣の韓国で数年前に話題になったことから日本でもここ最近人気が出てきました。

GLP-1ダイエット注射は元々体内にある痩せホルモン「GLP-1」を摂取する事で、痩せやすい体質にしていくというもの。1か月で5kgから10kg近くまで減量することも可能です。

元々は2型糖尿病の治療薬として使われていたものですが、リバウンドや副作用が少なくアメリカや欧州連合(EU)加盟27か国、お隣の韓国などの諸外国で抗肥満薬として安全性が認められました

 

しかし、GLP-1注射といってもいくつか種類があり、種類によって効能や副作用、使い方に違いがあるということは、ご存知でしょうか?

「何がどう違うの?」
「GLP-1注射は種類によって成分に違いがあるの?」
「じゃあ、自分に合ったものを選ぶにはどうしたらよいの?」

と不安になる方も多いかと思います。今回はそのような疑問を注射の種類別に比較しながら解説していきます。

GLP-1ダイエットとは?注射の種類はどれくらいあるの?

GLP-1ダイエットとは、医師による診察でその人に合ったお薬(GLP-1受容作動薬とよばれる医薬品)を処方する最新で最先端のダイエット法です。

ダイエットといえば辛い食事制限に、ハードな運動。しかしダイエットは習慣化できるものでないと続きません。その上、あまりにストイックにやりすぎると反動で過食してしまったりとリバウンドの恐れもあります。
GLP-1ダイエットは、これらの不安要素を払拭し、辛い我慢や努力を必要とせずストレスフリーで減量できるため世界各国で人気の医療痩身治療なのです。

GLP-1受容作動薬は、2型糖尿病治療薬として厚生労働省が承認しており、薬の安全性や効果が認められています。

「自分で注射を打つの?」と不安がられることがありますが、お腹や太もも、二の腕に髪の毛より細い針を使用して、皮下注射するためほぼ痛みはありません。実際に使用された方の大半が「痛みを感じなかった」とおっしゃいます。
また、どうしても注射が苦手な方は経口薬の“リベルサス”がありますのでご安心ください。

2型糖尿病治療薬として日本で承認されているGLP-1受容作動薬は、6種類ありますが今回は抗肥満薬も含めた、よくクリニックで使用されている4種類について効果や副作用についての特徴を詳しく比較していきます。

GLP-1ダイエット注射のそれぞれの特徴とは

GLP-1受容作動薬
薬剤
サクセンダ(注射)
ビクトーザ (注射)
オゼンピック(注射)
リベルサス(経口薬)
投与周期
1日1回
1日1回
週1回
1日1回
投与上限量
3.0mg
1.8mg
1.0mg
14.0mg

GLP-1注射には1日1回投与するタイプと、1週間に1回投与するタイプの2種類があります。
サクセンダとビクトーザは、デンマークに本社を置くノボノルディスクファーマという製薬会社が開発したもので有効成分もリラグルチドです。

では、サクセンダとビクトーザの主な違いは、

1回に打てる容量です。

サクセンダは1回に打つ容量を0.6mgずつ調整することが出来るのに対し、ビクトーザは0.3mgずつ調整していきます。
当然、1回に打つ容量が多いほどダイエット効果が期待できます

  • 子供の入学式やイベントに間に合うように体重を落としたい
  • ある程度しっかり減量したい
  • 短期間で落としたい

など上記に当てはまる方は、サクセンダをおすすめします。

サクセンダとビクトーザの副作用は、胃もたれ・便秘・下痢などがあります。
しかし、1回に打つ容量を細かく調整できるため体調に合わせて打つ容量を調整でき副作用のリスクも低いです。

一方、2020年から製造販売が開始されたGLP-1受容作動薬の最新薬であるオゼンピックは1週間に1回の投与でよい反面、週1なので、つい薬の投与を忘れてしまうとGLP-1の効果が薄れてしまいます。また、新薬の為サクセンダやビクトーザに比べ実際に経験している方が少ないことも現状です。

様々なGLP-1ダイエット注射の種類があり、どれを使用したらよいのか?
1番は、ご自身の生活スタイルや目標体重などを考慮して選択することがベストです。

副作用のリスクが少なく、かつ安全に効率よくしっかりと体重を落としていきたい方には「サクセンダ」がおすすめです。

GLP-1ダイエット注射に関するQ&A

Q:サクセンダを中止するとリバウンドしますか?
A:サクセンダの使用を中止すると食欲が徐々に元に戻るため、体重も戻りやすくなります。サクセンダ使用中に食事療法を併せて行い、痩せやすい習慣を作ることが必要です。また、注射のフェードアウト期間を設けることでリバウンドしにくくなります。当院のスタッフもフェードアウト期間を設け徐々にGLP-1ダイエット注射からはなれたことで、リバウンドしたスタッフはいません。食事療法やフェードアウト期間の設け方につきまして、しっかりとサポートしますのでご安心くださいませ。

Q:サクセンダはいつ使うのが効果的ですか?
A:サクセンダは、1日1回、おおよそ同じ時刻に注射をすれば、効果はいつ打っても変わりません。食前、食後も関係ありません。 24時間効果がありますが、サクセンダの血中濃度は、打ってから7.5〜11時間で最大値になり、半減期は10〜11時間です。効果の持続が短いと感じる場合は、朝食前に打つことをお勧めしています。

Q:サクセンダを中止する時は突然止めて良いですか?
A:急に中止しても問題ありません。

Q:サクセンダを中止した後、再開することはできますか?
A:副作用などがないことを確認して、サクセンダを再開することは可能です。再開時には吐き気等の副作用が再度起こる可能性がありますので、医師の指示に従い、低用量から開始してください。

ダイエット後も体型を維持する為に

まとめ

食事制限でダイエットし減量成功後いきなり食事をおろそかにすると元の体重またはそれ以上になってしまうのと同様に、サクセンダもいきなりやめてしまうとリバウンドする可能性があります。
そのため、当院ではフェードアウト期間を設け徐々にお薬をやめていきます。そうすることで身体を順応させサクセンダなしでも食欲をコントロールし目標体重達成後の体重維持を可能にしていきます。

 

・サクセンダと併用で食事指導の手厚いサポートを行ってくれるかどうか

あくまでサクセンダは、減量するためのサポートであり一番大切なことは“正しい食事”です。当院のコンセプトは【患者様の真の健康と美のお手伝い】美容は健康あってのものであり、健康の上でしか成り立ちません。
このことを根本にサクセンダを使用される方には、経過診察を行い体調の変化はないかまた、ヒアリングから体重増加につながる食生活の改善点やダイエットのために必要な栄養素、ストレスなく効率よく痩せるために科学的な視点からエネルギー代謝回路を考慮したビタミン・ミネラルの組み合わせを駆使した栄養指導をフランスで栄養解析や研究を行いこれまで多くのモデルたちを指導してきた美容医療専門の栄養士が食事指導を行っていきます。

経過観察での栄養指導では料金はいただいておりません。
追加で、食事指導や血液検査からその方にあった栄養素サプリ等をご提案してほしい方には、別途サービスのご案内もしております。
現在大変人気の為、ご予約が取りにくくなっております。予めご了承下さい。

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食事指導を併用して料金を戴かずサービスを行うクリニックはメディカルプラスクリニックしかありません!

初めてで不安がある方や、お薬漬けにならずやめたあとも美しくいるために食事指導を行って欲しい方にこれほどまで適したサービスはありません。
リバウンドせずダイエットを成功させるなら是非、当院のオンライン診療を。

この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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