リベルサスの副作用とは?皮膚・目・EDへの影響や持続期間・対処法・服用時の注意点を解説

2026.1.14
美容コラム

リベルサスの副作用と注意すべき症状

リベルサス(一般名:セマグルチド)は、GLP-1受容体作動薬として2型糖尿病の治療に使用される経口薬ですが、服用に伴い副作用が生じることがあります。特に、消化器系の副作用が多く報告されており、吐き気や下痢、便秘、腹痛などが挙げられます。これらの症状は服用開始直後や増量時に強く出ることがあり、特に3mgから7mg、14mgへ増量する際に発生しやすい傾向があります。多くの場合、時間の経過とともに体が慣れ、副作用は軽減しますが、症状が長引いたり悪化したりする場合は、医師に相談することが重要です。

また、リベルサスの服用による低血糖のリスクにも注意が必要です。リベルサス単独では低血糖を引き起こしにくいとされていますが、スルホニル尿素薬やインスリンと併用すると、低血糖のリスクが高まるため、血糖値を定期的に測定し、適切な対処法を知っておくことが重要です。低血糖の症状としては、めまい、冷や汗、動悸、震え、意識低下などが挙げられます。万が一、低血糖症状が現れた場合は、速やかにブドウ糖や砂糖を摂取し、安静にする必要があります。

さらに、リベルサスは膵臓への影響も指摘されています。まれに急性膵炎を引き起こす可能性があり、症状としては激しい腹痛や吐き気、嘔吐、背中への痛みが挙げられます。これらの症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医療機関を受診することが推奨されます。また、甲状腺への影響として、甲状腺髄様癌(MTC)のリスクが指摘されているため、甲状腺の腫れやしこり、声のかすれ、嚥下困難といった症状が現れた場合は速やかに医師に相談してください。

皮膚や目に関する副作用として、かゆみ、発疹、視力の変化が報告されていることもあります。特に目の異常(視界がぼやける、光がまぶしく感じるなど)が続く場合は、眼科を受診することが望ましいです。また、頭痛や倦怠感も一部の服用者で報告されており、これらの症状が続く場合は医師に相談の上、必要に応じて服薬の調整を検討することが推奨されます。

リベルサスの副作用は個人差があるため、すべての人に同じように現れるわけではありませんが、特に服用開始後や増量時は副作用が強く出ることがあるため、慎重に様子を見ながら服用を続けることが大切です。万が一、副作用がつらいと感じる場合や異常を感じた場合は、すぐに医師に相談し、適切な対応を取るようにしましょう。

消化器系の副作用(下痢・吐き気)

リベルサスの服用により、消化器系の副作用が比較的高い頻度で報告されています。主な症状として、悪心(吐き気)や下痢が挙げられます。これらの症状は、リベルサスが胃腸の動きを抑制する作用によるもので、特に服用開始初期に見られることが多いです。通常、これらの症状は時間の経過とともに軽減し、数週間以内に改善することが多いとされています。しかし、症状が持続したり、日常生活に支障をきたす場合は、医師に相談することが推奨されます。

便秘・嘔吐が起こる可能性

リベルサスの服用により、便秘や嘔吐といった症状が現れることがあります。これらの症状も消化器系の副作用の一部であり、個人差はあるものの、服用初期に見られることが多いです。便秘に対しては、水分や食物繊維の摂取を増やすことで症状の緩和が期待できます。嘔吐が続く場合や症状が重篤な場合は、脱水症状のリスクがあるため、早めに医療機関を受診することが重要です。

急性膵炎の症状と注意点

リベルサスの服用により、まれに急性膵炎が発生する可能性があります。急性膵炎の主な症状としては、嘔吐を伴う持続的な激しい腹痛や背部痛が挙げられます。これらの症状が現れた場合は、直ちに服用を中止し、医師に相談することが必要です。急性膵炎は重篤な状態に進行する可能性があるため、早期の対応が求められます。

低血糖のリスクと対処法

リベルサス単独での服用では、低血糖のリスクは比較的低いとされています。しかし、他の糖尿病治療薬と併用する場合や、過度な食事制限、激しい運動を行うと、低血糖のリスクが高まる可能性があります。低血糖の症状としては、めまい、動悸、震え、冷や汗、顔面蒼白、集中力の低下、吐き気、脱力感、倦怠感などが挙げられます。これらの症状が現れた場合は、速やかにブドウ糖や砂糖を摂取し、安静にすることが重要です。症状が改善しない場合や重篤な場合は、医療機関を受診してください。

リベルサスで副作用以外に注意したいこと

リベルサス(一般名:セマグルチド)は、GLP-1受容体作動薬として2型糖尿病の治療や体重管理に用いられる経口薬です。その効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるためには、服用時の注意点をしっかりと理解しておくことが重要です。リベルサスは、1日の最初の食事や飲水の前、空腹時に服用することが推奨されています。具体的には、コップ約半分(120mL以下)の水とともに錠剤をそのまま飲み込みます。噛んだり砕いたりせず、錠剤の形状を保ったまま服用してください。服用後は、少なくとも30分間は飲食や他の薬剤の摂取を避けることが求められます。これは、薬の吸収を最適化し、効果を十分に発揮させるためです。

満腹時の服用はNG

リベルサスは、満腹時に服用するとその効果が十分に発揮されない可能性があるため、必ず空腹時に服用する必要があります。リベルサスの有効成分であるセマグルチドは、GLP-1受容体作動薬の一種であり、血糖値の調整や食欲抑制作用を持っています。しかし、この薬は腸から吸収される際に食事の影響を受けやすく、満腹時に服用すると吸収率が低下し、十分な治療効果を得ることが難しくなります。そのため、リベルサスは朝起きてすぐの空腹時に、水約120mL以下で服用することが推奨されています。

特に、リベルサスの服用後30分間は飲食や他の薬の摂取を控える必要があります。これは、服用後すぐに食事や飲み物を摂取すると、薬の吸収が妨げられ、効果が減少する可能性があるためです。

開始用量は通常3mgですが、効果が不十分な場合、7mgや14mgへと段階的に増量されることがあります。ただし、増量する際にも、服用のルールを守ることが必要です。

効果を最大限に活かすためには、満腹時の服用を避け、適切なタイミングで服用することが欠かせません。

もし、誤って満腹時に服用してしまった場合、その日の服用はスキップし、翌日から通常のスケジュールで服用を再開することが推奨されます。2回分をまとめて服用することは避けるようにしましょう。また、服用方法について不安がある場合は、医師や薬剤師に相談することが大切です。

薬を噛み砕くのはNG!正しい服用方法

リベルサスの服用において最も重要なのは、錠剤を噛んだり砕いたりせず、そのまま飲み込むことです。有効成分であるセマグルチドは、胃や腸の環境によって影響を受けやすく、適切な吸収が行われるためには、錠剤の形状を維持することが不可欠です。もし噛んだり砕いたりすると、成分が分解されやすくなり、十分な効果が得られなくなる可能性があります。そのため、服用する際は、必ず水(120mL以下)と一緒に、錠剤を丸ごと飲み込むようにしてください。

服用タイミングは、1日の最初の食事や飲水の前、つまり完全に空腹の状態であることが推奨されています。これは、食事が薬の吸収に大きく影響を与えるためです。特に、服用後30分間は飲食を避けることが重要であり、この時間を守らないと薬の吸収率が低下し、十分な効果が得られなくなる可能性があります。

服用方法を誤ると、副作用のリスクが高まることがあります。特に服用開始初期には、体が薬に慣れていないため、胃腸の働きが影響を受けやすく、症状が強く出ることがあります。こうした副作用を軽減するためにも、適切な服用方法を守ることが重要です。

甲状腺髄様癌(MTC)との関連が指摘されており、甲状腺に異常がある人や甲状腺がんの家族歴がある人は、服用前に医師に相談することが推奨されています。さらに、皮膚や目に関する副作用として、かゆみや視力の変化が報告されることがあります。これらの症状が現れた場合は、速やかに医師に相談し、適切な対処を行うことが必要です。

リベルサスを服用後に膵炎のような症状が出た場合は、すぐに医療機関を受診してください。急性膵炎の症状には、持続的な激しい腹痛や吐き気、嘔吐などがあり、特に上腹部から背中にかけての痛みが特徴です。これらの症状が現れた場合は、服用を中止し、速やかに医療機関を受診することが求められます。

また、服用中には、頭痛を感じることがあると報告されています。これは、血糖値の変動や薬の作用によるものと考えられていますが、症状がひどい場合や長期間続く場合には、医師に相談することが必要です。

正しい服用方法を守ることは、効果を最大限に引き出し、副作用を最小限に抑えるために非常に重要です。錠剤を噛まずにそのまま飲み込み、服用タイミングを守り、服用後30分間は飲食を避けることで、薬の吸収を適切に行うことができます。もし誤って服用方法を守れなかった場合は、その日の服用をスキップし、翌日から通常のスケジュールで服用を再開することが推奨されます。正しい服用方法を実践し、効果を最大限に活用しましょう。

飲んではいけない人

リベルサスを飲んではいけない人には、いくつかの条件があります。まず、過去にリベルサスや同じGLP-1受容体作動薬(オゼンピック、サクセンダなど)でアレルギー反応を起こしたことがある人は、服用を避ける必要があります。甲状腺髄様癌(MTC)やその家族歴がある人、または多発性内分泌腫瘍症候群2型(MEN2)と診断された人も、服薬が推奨されません。さらに、重度の腎臓病や膵炎の既往歴がある人も、慎重に検討する必要があります。

心臓病や不整脈、高血圧のある人は、リベルサスの影響で血圧や心拍数が変動する可能性があるため、医師と相談の上で使用を決めるべきです。リベルサスの副作用として低血糖、吐き気、食欲不振、むくみ、眠気、発熱、寒気、倦怠感、抜け毛、味覚障害などが報告されており、特に服用開始時や増量時に強く出ることがあります。

また、リベルサスの服用を開始すると ED(勃起不全)が生じるとの報告もありますが、これは極めて稀なケースです。体重減少やホルモンバランスの変化が影響している可能性が指摘されていますが、多くの人には当てはまりません。服用後に体調がつらいと感じる場合や、副作用がいつまで続くか不安な場合は、早めに医師に相談してください。オゼンピックとの併用や、他の糖尿病薬、血圧の薬との相互作用についても注意が必要です。

よくある質問

リベルサスに関するよくある質問について、詳しく解説します。

ダイエット効果はいつから出る?

リベルサスのダイエット効果は個人差がありますが、一般的には服用開始から数週間〜1ヶ月で体重の変化を感じる人が多いです。特に、7mgや14mgへ増量すると、食欲抑制効果が強まり、体重減少が加速することがあります。ただし、リベルサス単体ではなく、適度な食事制限や運動を組み合わせることが重要です。

併用禁忌がある飲み合わせは?

リベルサスは、インスリンやスルホニル尿素薬(SU薬)と併用すると低血糖のリスクが高まるため、注意が必要です。また、オゼンピックやサクセンダなどのGLP-1受容体作動薬との併用は推奨されません。血圧の薬や他の糖尿病薬との相互作用も考慮し、服用中の薬がある場合は医師に相談してください。

毎日同じ時間に飲む必要がある?

はい、リベルサスは毎日同じ時間(特に朝の空腹時)に服用することが推奨されています。服用後30分間は飲食や他の薬を避ける必要があるため、起床後すぐに飲むのが理想的です。服用タイミングがバラバラだと、薬の吸収率に影響し、効果が不安定になる可能性があります。

まとめ

リベルサスは、2型糖尿病の治療薬として開発されたGLP-1受容体作動薬であり、ダイエット効果も期待されています。服用する際には、空腹時に飲むことが重要であり、服用後30分間は飲食を控える理由として、食事が薬の吸収を妨げるためとされています。特に、3mgから飲み始める理由は、副作用に体を慣れさせるためであり、急に7mgや14mgへ増量すると、吐き気や下痢などの消化器系の副作用が強く出る可能性があるからです。

リベルサスの服用を開始したばかりの方は、副作用がひどいと感じることもありますが、多くの場合は時間とともに慣れることができます。もし副作用が長期間続く場合や、頻尿、貧血、めまいなどの症状が見られた場合は、早めに医師に相談し、適切な対処法を講じることが重要です。特に、重大な有害事象として膵炎や甲状腺への影響が報告されているため、異変を感じた場合はすぐに専門医を受診しましょう。

また、「リベルサスとオゼンピック、どっちを選ぶべきか?」という疑問を持つ方も多いですが、オゼンピックは注射型のGLP-1受容体作動薬であり、週1回の投与が可能なため、服用の負担が少ないという利点があります。一方、リベルサスは錠剤のため手軽に服用できるというメリットがあります。ただし、リベルサスは1日1回、オゼンピックは週1回の投与という違いがあるため、生活スタイルや副作用の有無を考慮して選ぶことが重要です。

服用を始める時期について「いつから効果が出るのか?」と疑問を持つ方も多いですが、体重減少効果が現れるまでの期間には個人差があり、1ヶ月程度で変化を感じる方もいれば、半年〜1年かけて少しずつ減量する方もいます。特に、リベルサスは食欲を抑える効果があるため、過度な食事制限をせずとも、適切な食事管理を行うことで体重が落ちやすくなります。ただし、「リベルサスの副作用はひどいですか?」という点については、個人差があるものの、最初の数週間は消化器症状(吐き気、腹痛、便秘、下痢)を感じることがあるため、慣れるまで無理のない範囲で継続することが大切です。

その他、リベルサスの服用に関しては、「2錠を同時に飲むべきか?」「夕方に飲んでも良いのか?」といった疑問もありますが、基本的に1日1回、朝の空腹時に1錠を服用するのが正しい方法とされています。誤って2錠飲んでしまった場合は、次回の服用まで時間を空けることが推奨されます。また、「ミノキシジルとの併用」「ラムネなどの糖分の摂取」についても、血糖値への影響を考慮し、慎重に検討する必要があります。

最後に、リベルサスは添付文書をよく確認し、医師の指示に従って服用することが何よりも大切です。服用中に不安を感じた場合は、ダイエットブログやSNSの情報に惑わされず、専門医や薬剤師に相談することが安全な選択となります。適切な方法で服用し、健康的にリベルサスを活用しましょう。

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この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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