鼻根ヒアルロン酸注入とは？整形で鼻を高くする方法

鼻根ヒアルロン酸注入とは、鼻の根元部分にヒアルロン酸を注入することで、手軽に鼻を高くすることができる整形方法です。従来の隆鼻術は、メスを使ってプロテーゼを挿入したり、骨を削ったりする手術が主流でしたが、ヒアルロン酸注射は手術を行わずに、短時間で理想的な鼻の高さや形を得ることができます。特に、鼻根部分の高さが不足している方や、鼻筋を通したい方に人気のある施術です。鼻根は顔全体の印象を左右する部分であり、鼻筋がきれいに通ることで、顔の立体感が増し、シャープで洗練された顔立ちを実現できます。

ヒアルロン酸は人体に元々存在する成分であり、アレルギー反応や異物感が少ないため、安心して利用できる素材としても知られています。施術時間が短く、メスを使わないため、ダウンタイムも非常に短いです。施術後すぐに日常生活に戻れる点も、この施術の大きなメリットです。

ただし、鼻に注入する量や種類、注入方法によっては、不自然な仕上がりになるリスクや、腫れ、むくみ、しこりなどの副作用が出ることがあります。さらに、血流が遮断されると、皮膚の壊死や失明など、重大な合併症が発生する可能性もあります。そのため、信頼できるクリニックや経験豊富な医師による施術が必要不可欠です。

ヒアルロン酸注射による鼻の形状改善

ヒアルロン酸注射による鼻の形状改善は、非常に人気が高いプチ整形の一つです。特に、メスを使わずに理想的な鼻の高さや形を得られるため、初めて美容整形を検討している方にも支持されています。鼻は顔の中心に位置しており、その形状や高さが顔全体の印象に大きく影響します。そのため、少しでも鼻の高さやラインを整えることで、顔のバランスが良くなり、立体感が増します。

また、鼻の高さを改善するだけでなく、他の顔のパーツとの調和も考えながら施術が行われます。例えば、鼻根部分に注入することで眉間から鼻筋にかけてのラインがスムーズに繋がり、顔全体がシャープで整った印象を与えます。また、鼻先や小鼻にヒアルロン酸を注入することも可能で、これにより、鼻全体のバランスをさらに整えることができます。

ただし、一時的な効果であり、半年から1年程度で体内に吸収されるため、定期的なメンテナンスが必要です。施術後すぐに効果を実感できるという点は大きなメリットですが、徐々に吸収されるにつれて、鼻の形状が元に戻るため、持続的な効果を求める場合には再注入が推奨されます。また、注入量を間違えると、鼻の形が不自然になったり、しこりができることがあるため、経験豊富な医師による施術が重要です。

手軽に鼻を高くするプチ整形の特徴

手軽に鼻を高くすることができるプチ整形として、特に人気があります。外科的な手術を行わずに、注射だけで鼻の形を改善できるため、リスクやダウンタイムが非常に少なく、忙しい方でも短時間で施術を受けることが可能です。施術時間はおよそ10〜20分程度で終わり、その場で効果を確認できるため、気軽に受けられる点が大きな特徴です。

ヒアルロン酸は体内に自然に存在する成分であるため、アレルギー反応や拒否反応が起こりにくく、安全性が高いことでも知られています。鼻の形を大きく変えず、あくまで自然な範囲で高さを出したいという方に特に適しており、少量のヒアルロン酸でも劇的な効果が期待できます。例えば、0.1ccから0.5cc程度の少量であっても、鼻筋が通ったシャープな印象を作り出すことができ、バランスの取れた顔立ちを実現します。

また、鼻先や鼻根だけでなく、小鼻の形を整えることも可能です。小鼻に少量のヒアルロン酸を注入することで、全体的に鼻を細く見せる効果が期待でき、鼻全体のバランスが向上します。施術後は軽い腫れやむくみが見られることがありますが、数日で落ち着くことがほとんどです。さらに、注射のみの施術であるため、外科的な手術に比べてダウンタイムが非常に短く、施術後すぐに日常生活に戻れる点も大きなメリットです。

ただし、過剰に注入すると不自然な仕上がりになる可能性もあるため、施術前に医師との十分な相談が必要です。また、種類や注入する量によっても仕上がりや持続期間が異なるため、施術計画をしっかりと立てることが大切です。

鼻根ヒアルロン酸はこのような方におすすめ

鼻根ヒアルロン酸は、特定のニーズを持つ方々にとって理想的な選択肢です。特に、手術を伴わずに鼻を高くしたい方や、短期間で効果を得たい方におすすめです。施術は痛みが少なく、短時間で終わるため、日常生活への影響を最小限に抑えたい方にも適しています。

隆鼻術を考えている方

隆鼻術を考えている方にとって、ヒアルロン酸注射は一つの有力な選択肢です。従来の隆鼻術では、シリコンプロテーゼの挿入や骨を削る手術が必要でしたが、短時間で手軽に鼻の高さを調整することができます。特に手術を伴う隆鼻術に抵抗がある方や、ダウンタイムを短くしたい方には非常に適しています。

ヒアルロン酸注射を用いた隆鼻術は、施術後すぐに効果を確認できるため、患者自身が鏡で見て結果を実感できる点が大きな利点です。また、一時的なものであり、約半年から1年で体内に吸収されるため、もしも仕上がりに満足できなかった場合でも、自然に元の状態に戻すことができます。これにより、初めて整形を受ける方でも安心して施術を受けることができます。

さらに、顔全体のバランスを考えた調整が可能です。鼻の高さだけでなく、鼻筋や鼻先、小鼻の形状までカスタマイズできるため、個々の顔立ちに合わせた最適な形を作り出すことができます。特に、鼻の高さが足りないと感じている方や、鼻筋がはっきりしないために顔が平坦に見える方には、大きな効果をもたらします。

ただし、一時的な施術であり、永続的な結果を求める場合には再注入が必要です。定期的なメンテナンスを行うことで、理想的な鼻の形を維持し続けることが可能です。再注入の際には、前回の注入量や仕上がりを考慮しながら、適切な調整が行われるため、長期的な美容計画を立てる際にも適しています。

一時的に鼻を高くしたい方

ヒアルロン酸注射は、永続的な効果を求めるものではなく、数か月から1年程度の持続期間が一般的です。永続的な変化を望まず、一時的な改善を試みたい方に最適です。これにより、再注入や他の施術との組み合わせで柔軟に美容プランを調整できる点も魅力です。

鼻を高くしたいけど手術は避けたい方

鼻を高くしたいけれど、外科手術は避けたいという方にとって、ヒアルロン酸注射は非常に魅力的な選択肢です。メスを使わずに鼻の高さを調整できるため、手術に伴う痛みやリスクを回避できる点が大きなメリットです。また、ヒアルロン酸は人体に自然に存在する成分であり、アレルギー反応が少ないため、安全性も高いとされています。

この施術は、短時間で完了し、施術後すぐに日常生活に戻ることができるため、忙しい方や、仕事の合間に手軽に施術を受けたい方にも適しています。施術は約10〜20分で終了し、麻酔を使うため痛みも最小限に抑えられます。ダウンタイムがほとんどなく、軽い腫れやむくみが数日で治まるため、施術後すぐに鏡で効果を確認できるのも魅力です。

一時的な施術であり、持続期間は約6ヶ月から1年程度です。このため、長期間にわたって効果を維持するためには、定期的な再注入が必要ですが、再注入の際にも手術のようなリスクがないため、安心してメンテナンスを受けることができます。再注入の際には、前回の施術の結果を元に、さらに理想的な形に近づけることも可能です。

手術を避けたいけれども、鼻を高くしたい、顔のバランスを整えたいという方には、非常に適しています。また、鼻先や小鼻の形を微調整することで、全体的な顔の印象を変えることができるため、顔全体のバランスを意識した施術が可能です。

鼻根ヒアルロン酸の効果と持続期間

ヒアルロン酸注射は、鼻を手軽に高くすることができる一方で、効果の持続期間には限界があります。一般的に、効果は6ヶ月から1年程度であり、この期間が過ぎると体内に吸収されて効果が薄れていきます。したがって、理想の形を維持したい場合は、定期的なメンテナンスが必要です。

施術直後から効果を感じることができるため、即効性を求める方にとって非常に魅力的な方法です。注入量や使用する種類によって効果の感じ方には個人差がありますが、多くの方が施術直後に鼻筋が通ったことを実感します。特に、鼻根部分に注入することで、顔全体の印象が大きく変わり、より洗練された雰囲気を演出できます。

持続期間については、個々の代謝や生活習慣にも影響されます。例えば、激しい運動や高温多湿な環境に頻繁にさらされる方は、早く分解される可能性があります。また、使用されるヒアルロン酸の種類によっても効果の持続期間が異なります。粘度の高いヒアルロン酸は、形状を長く維持することができますが、柔軟性に欠ける場合があり、使用する場所や量を慎重に選ばなければなりません。

また、効果が薄れてきた際には、再注入が可能です。再注入により、最初の施術と同様の効果を維持することができますが、注入を繰り返すことで皮膚が負担を感じたり、しこりができたりすることもあります。そのため、定期的なメンテナンスの際には、担当医との十分な相談が必要です。

効果の感じ方と注入量による違い

ヒアルロン酸注射による効果の感じ方は、注入量や使用するヒアルロン酸の種類によって大きく変わります。一般的には、0.1ccから1cc程度を鼻根や鼻先に注入することで、自然で立体的な鼻を作り出すことができますが、個々の顔のバランスや希望する仕上がりに応じて、適切な量を選ぶ必要があります。

少量の0.1ccから0.3cc程度であっても、鼻筋を通すための効果は十分に得られ、自然な高さや形が実現します。一方で、より劇的な変化を求める場合や、鼻先をシャープにしたい場合は、0.5ccから1cc程度の注入が必要になることもあります。ただし、過剰に注入すると、不自然な膨らみや形が崩れる可能性があるため、慎重に量を調整することが重要です。

ヒアルロン酸の注入量が少ない場合、効果が控えめで自然な仕上がりになりますが、注入量を増やすことで、鼻筋がくっきりとした印象になります。施術後の結果をすぐに確認できるため、医師と相談しながら、必要に応じて量を調整することができます。また、使用する種類も、持続力や硬さに影響を与えます。硬めを使用することで、鼻筋がよりしっかりとした形で維持され、効果が長持ちする傾向があります。

施術前には、医師とのカウンセリングで希望の仕上がりや顔全体のバランスを考慮しながら、最適な注入量を決定することが大切です。初回の施術では少量から始め、徐々に量を増やしていくことで、自然で満足のいく結果を得ることが可能です。

持ちの期間はどれくらい？メンテナンスの必要性

ヒアルロン酸注射による効果は、一時的なものであり、持続期間は通常6ヶ月から1年程度とされています。これはヒアルロン酸が体内に徐々に吸収されていくためで、時間が経つとともに鼻の高さや形が元に戻っていくことが一般的です。持続期間は個人差があり、代謝の速さや生活習慣、使用される種類によって異なります。

特に、運動を頻繁に行う方や代謝が活発な方は、早く吸収されやすく、持ちが短くなることがあります。逆に、粘度が高く、持続力のある種類を使用した場合は、通常よりも長く効果を維持できることがあります。鼻の形を長期間維持したい場合は、持続力のあるものを選ぶことが推奨されます。

また、ヒアルロン酸注射は再注入が可能であり、効果が薄れてきた際には定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスの頻度は、個々の希望や生活習慣に応じて異なりますが、一般的には半年から1年ごとに再注入を行うことで、理想的な鼻の形を維持することができます。再注入の際には、前回の施術結果をもとに適切な量を追加し、さらに自然で美しい仕上がりを目指すことが可能です。

持続期間中に効果が徐々に薄れていくと感じた場合でも、再注入により同じ効果を取り戻すことができるため、長期間にわたって理想の鼻の形を保ち続けることが可能です。

ヒアルロン酸注射の種類と注入量について

ヒアルロン酸注射の効果は、使用するヒアルロン酸の種類や粘度、注入量によって異なります。特に鼻根部分への注入では、硬さや形状を維持する力があるものが選ばれることが多いです。鼻は顔の中心に位置し、見た目の印象を大きく左右する重要な部位のため、適切なヒアルロン酸を慎重に選ぶことが大切です。

種類は大きく分けて、柔らかいものと硬いものに分類されます。柔らかいヒアルロン酸は肌に馴染みやすく、自然な仕上がりになりますが、持続力が弱く、時間が経つと形が崩れやすいです。一方で、硬い種類はしっかりとした形状を維持できるため、鼻根や鼻筋をしっかりと整えたい場合には適しています。美容クリニックは、こうした特徴を考慮して、患者一人ひとりに合ったヒアルロン酸を使用しています。

次に、注入量についてですが、鼻根部分に注入する量は0.1ccから1cc程度が一般的です。少量の0.1ccでも十分に効果を感じることができ、自然な仕上がりを得ることが可能です。しかし、鼻筋を強調したい方や、より劇的な変化を求める方には、0.5ccから1ccの注入が適している場合があります。注入量が多いほど、形が長持ちしやすい一方で、過剰な注入は不自然な見た目になる可能性もあるため、バランスが重要です。

最適な種類や量は、施術を行う医師とのカウンセリングで決定されます。医師は、患者の鼻の形や希望に応じて最も適したものを選び、注入量も慎重に調整します。適切な量と種類を選ぶことで、自然な仕上がりと持続的な効果を得ることができるのです。

どのくらいの量が適切？ヒアルロン酸の「何cc」が目安か

鼻根ヒアルロン酸注射では、一般的に0.1ccから1ccまでの量が使用されます。希望する鼻の高さや顔全体のバランスによって、最適な量が異なりますが、通常は0.5ccから1ccが自然な仕上がりを得るための目安とされています。

鼻根部分に適したヒアルロン酸の種類

ヒアルロン酸には、肌に柔らかく馴染むタイプと、よりしっかりした形を保つタイプがあります。鼻根部分に適した硬さがあり、形状をしっかりと維持できるものが一般的に選ばれます。柔らかいものを使用すると、効果が短期間で薄れてしまったり、希望する高さが得られなかったりすることがあります。クリニックでは、鼻根部分には専用の硬さを使用することが多く、どの種類が最も効果的かは施術前のカウンセリングで相談すると良いでしょう。持続力を重視する場合、硬めを選択することで、より長期間にわたって高くした鼻の形をキープできます。

鼻根ヒアルロン酸注入のダウンタイムと経過

鼻根ヒアルロン酸注入は、他の外科的な隆鼻術と比較して非常に短いダウンタイムで済むことが大きな特徴です。通常、施術後の腫れやむくみは1〜2日で治まりますが、完全に経過が安定するまでには1〜2週間ほどかかることがあります。この期間中は、鼻に圧力をかけないよう注意が必要です。特にメガネやサングラスなどが鼻に当たると、形が崩れることがあります。

ダウンタイム中に生じる腫れやむくみは、ほとんどの場合自然に消失しますが、万が一長引く場合は医師に相談することが推奨されます。特に鼻根部分や鼻先にしこりが残ることがあり、この場合は冷却やマッサージで解消することができます。ただし、強く押したり揉んだりすることは避けるべきです。適切なケアを行うことで、ダウンタイムを最小限に抑え、早く通常の生活に戻ることができます。

また、注入後の経過には個人差があります。代謝が速い方や、日常生活で激しい運動を行う方は、早く吸収されてしまうことがあります。特に、施術後すぐに運動を再開したり、温かい環境に長時間いることは、吸収を早める原因となるため、施術後の数日はできるだけ控えることが大切です。

鼻根ヒアルロン酸注入は、施術自体が短時間で終わるため、仕事の合間や忙しい日々の中でも受けやすいのが特徴です。ダウンタイムが短く、腫れやむくみも軽度であるため、比較的気軽に受けることができる美容整形として人気があります。しかし、効果が薄れると再注入が必要なため、持続期間や経過をしっかり確認し、適切なタイミングでメンテナンスを行うことが求められます。

ダウンタイムはどのくらい？

ダウンタイムの長さは個人差がありますが、一般的には1〜2日程度で腫れが引くとされています。注入直後は軽いむくみや腫れが見られますが、日常生活には大きな影響を与えることは少ないです。稀に、数日間むくみが続く場合がありますが、これは自然な経過であり心配する必要はありません。むくみを早く改善するためには、施術後は冷やすなどのケアが有効です。また、腫れが治まるまでの間は、鼻に圧力をかけないように注意することが求められます。通常の化粧やスキンケアは、腫れが治まった後から再開しても問題ありません。

施術後の経過と注意点

鼻根ヒアルロン酸注入後、施術部位が不安定なため、鼻に強い圧力をかける行為は避けるべきです。また、メガネやサングラスが鼻に直接当たると、ヒアルロン酸の形状が崩れる恐れがあります。施術後1〜2週間は、こうしたアクセサリーを控えるか、できるだけ軽いものを選ぶことが望ましいです。また、腫れやむくみが続く場合は、担当の医師に相談することも重要です。稀にしこりができることがありますが、これは時間が経つと自然に解消することが多いです。ただし、しこりが長期間残る場合や、痛みが伴う場合は医師に再確認する必要があります。

鼻根ヒアルロン酸でしわ対策もできる？

鼻根ヒアルロン酸注入は、鼻を高くするだけでなく、顔の他の部分の美容にも効果を発揮することがあります。特に、鼻根から眉間にかけての部分に注入することで、しわ対策も同時に行うことができます。この部位にできる深いシワ、特に「眉間のシワ」は、年齢とともに目立ちやすく、表情が険しく見える原因の一つです。こうしたシワを改善するために有効です。

ヒアルロン酸は、元々肌に含まれている保湿成分で、弾力と潤いを与える働きを持っています。これにより、しわがある部分に注入すると、肌の内部でボリュームを補い、シワを目立たなくする効果が期待できます。特に、眉間や額などの深いしわに対しては、注入によって即効性のある改善が見られます。

ただし、しわ対策を行う際にも、鼻根や眉間に過剰に注入すると、逆に不自然な仕上がりになる可能性があるため、適切な量の調整が重要です。自然に体内に吸収されていくため、過度な膨らみが少なく、しわの改善とともに顔全体のバランスを整えることが可能です。

また、鼻根ヒアルロン酸によるしわ対策は、特に大きなダウンタイムを必要としないため、他のしわ改善施術に比べて手軽に受けられる点も魅力です。顔全体のバランスを考え、鼻筋の美しさを保ちながら、同時にしわを目立たなくすることができるため、若々しい印象を取り戻すのに非常に効果的です。美容クリニックでも、鼻根ヒアルロン酸としわ対策を組み合わせた施術が提供されており、顔全体の若返りを図りたい方におすすめです。

鼻の形状改善と一緒にしわにも効果あり？

鼻根や眉間にヒアルロン酸を注入することで、鼻を高くする効果だけでなく、しわが薄くなるという副次的な効果も得られます。特に眉間に深いシワがある方は、しわを埋めることができ、顔全体の印象を若々しくすることができます。このように、一度の施術で複数の悩みを解決できるのが大きな利点です。ただし、注入量や施術の方法を間違えると、鼻の形が不自然になったり、過度な膨らみが出ることがあるため、信頼できる医師のもとで施術を行うことが重要です。

よくある質問（Q&A）

ヒアルロン酸注射に関しては、施術前に多くの疑問や不安があるかと思います。ここでは、よくある質問に対して詳しく解説します。

鼻根ヒアルロン酸注射は何回で効果が出る？

ヒアルロン酸注射は、基本的に一回の施術で効果が現れます。施術直後から鼻の高さや形状の変化を感じることができ、施術が終わるとすぐに鏡でその効果を確認できます。多くの場合、一度の注入で十分な高さが得られるため、複数回の施術を必要とすることは少ないです。ただし、最初の注入量が控えめだった場合や、非常に自然な変化を望む方の場合、数週間後に追加の注入を行うこともあります。このように段階的に調整することで、さらに理想的な仕上がりを目指すことが可能です。

また、体内に吸収されていく過程で、徐々に効果が薄れていくため、半年から1年に一度のメンテナンスが推奨されます。再注入により、長期間にわたり理想の鼻の形を維持することができます。

ダウンタイム中に気をつけることは？

ダウンタイム中には、いくつかの注意点があります。まず、施術直後から1〜2日は、鼻に強い圧力をかけないようにすることが大切です。例えば、メガネやサングラスが鼻に直接触れると、押しつぶされ、形が変わってしまう可能性があります。施術後しばらくの間は、これらのアクセサリーの使用を控えるか、軽量なものを選ぶと良いでしょう。

また、鼻の周りに腫れやむくみが生じることがありますが、これは通常1〜2日で引くため、心配する必要はありません。冷やすことで、むくみや腫れを早く改善させることができます。さらに、激しい運動や長時間の入浴、サウナの使用など、体温が急激に上昇する活動は、吸収を早める可能性があるため、施術後数日は控えるべきです。特に、鼻先や鼻根部分に注入したものは、まだ完全に定着していないため、慎重に扱うことが重要です。

効果が薄れた場合、再注入は可能か？

はい、効果が薄れてきた場合、再注入は可能です。効果は、通常6ヶ月から1年ほど続きますが、これはあくまで一時的なものであり、最終的には体内に吸収されてしまいます。理想の形を長期間維持したい場合、定期的に再注入を行うことが一般的です。再注入の際も、一度の施術と同じように量や場所を調整しながら行います。

ただし、再注入を繰り返すことで、過剰に蓄積されることや、しこりができやすくなるリスクもあります。そのため、再注入を行う際には、必ず担当医と相談し、適切なタイミングと量を確認することが重要です。また、クリニックによっては、初回よりも少ない量で効果を維持できることもあるため、メンテナンスの際にどの程度の注入が必要かを見極めることが大切です。

まとめ

鼻根ヒアルロン酸注射は、鼻を高くすることを望む方にとって、手軽で効果的なプチ整形の一つです。外科手術を避けたい方にとって、注射によって鼻を整えられるこの施術は魅力的です。多くのクリニックがこの施術を提供しており、短時間で自然な鼻の高さを実現できる点が人気です。

ダウンタイムが少ないため、忙しい方でも比較的簡単に受けることができ、施術後すぐに効果を実感できます。しかし、ヒアルロン酸が体内に吸収されていくため、定期的なメンテナンスが必要です。持続期間は約6ヶ月から1年程度であり、その後は再注入が推奨されます。

また、施術のリスクとして、腫れやむくみ、しこりなどが発生する可能性があります。稀に、血管にヒアルロン酸が入ることで皮膚の壊死や失明といった深刻な合併症が報告されています。このため、施術を行うクリニックや医師の選択が非常に重要です。信頼できるクリニックで、適切な量と種類のヒアルロン酸を使用することが、美しく自然な仕上がりを得るための鍵となります。

この施術は、鼻の高さを整えるだけでなく、しわ対策や全体的な顔のバランスを整えることもできるため、多くの方に適した美容法です。ヒアルロン酸注入を考えている方は、リスクと効果を十分に理解した上で、慎重に施術を検討することが大切です。

この記事の監修

小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医