口角ボトックスの効果とデメリットを徹底解説|後悔しないクリニック選びのポイント

2025.9.19
美容コラム

口角ボトックスとは|口角のボトックスが笑顔と唇に与える影響

口角ボトックスは、口角下制筋にボツリヌストキシン製剤を注入し、口角の下がりが気になる方に選ばれており、顔の印象が変化し、唇の印象も明るくなってフェイスラインのバランスが整います。​施術後、笑顔が自然に見えるようになるため、人気の美容施術の一つです。

表情筋と唇の関係性から見る施術の仕組み

口角の位置は、複数の表情筋によって制御されています。特に、口角下制筋は口角を下げる働きを持ち、これが過剰に働くと口角が下がって見える原因となります。ボトックスをこの筋肉に注入することで、筋肉の動きを抑制し、口角が自然に上がるようになります。これにより、唇や人中の印象に変化が見られる場合があります。全体的な口元の印象が改善されます。施術は短時間で完了し、日常生活への影響も少ないため、多くの方におすすめされています。​

口角下制筋だけでなく、笑筋や上唇挙筋とのバランスを考慮することも大切です。これらが過剰に作用している場合、たとえ口角を上げても笑顔が不自然になることがあります。筋肉同士の連携を理解し、微調整を行うことで、表情全体が自然になるようデザインされるのが成功の鍵です。

痛みはある?施術中の感覚と麻酔の有無

口角ボトックスの施術は、注射によるものですが、使用する針は非常に細いため、痛みは最小限です。​施術前に麻酔クリームを使用することで、さらに痛みを軽減できます。​施術中の感覚としては、軽いチクッとした感じがある程度で、ほとんどの方が問題なく受けられる程度です。​施術後も大きな腫れや内出血は少なく、日常生活に支障をきたすことはほとんどありません。​ただし、個人差があるため、痛みに敏感な方は事前に医師と相談することをおすすめします。

施術直後の痛みは少ないものの、表情を動かしたときに軽い違和感を感じることもあります。これは薬剤が筋肉に作用し始めている証拠で、多くの場合1週間ほどで落ち着きます。万が一強い痛みがある場合には、早めにクリニックに相談することが大切です。

効果・持続・期間をリアルに知る|変化はいつまで続く?

口角ボトックスの効果は、施術後数日から1週間で現れ始め、2週間程度で安定します。効果の持続期間は個人差がありますが、一般的には3〜6ヶ月程度です。定期的に施術を受けることで、効果の持続期間が延びる傾向があります。施術を継続することで、筋肉の動きが抑制され、口角の上がった状態を維持しやすくなります。ただし、効果の持続には個人差があるため、医師と相談しながら施術のタイミングを決めることが重要です。​

ボトックスの効果が出るまでの期間とその持続性

口角ボトックスの効果は、施術後2〜3日で現れ始め、1週間程度で明確になります。効果の持続期間は3〜6ヶ月で、個人の代謝や生活習慣によって異なります。定期的に施術を受けることで、筋肉の動きが抑制され、効果の持続期間が延びる傾向があります。また、施術を継続することで、口角の上がった状態が定着しやすくなります。効果の持続には個人差があるため、医師と相談しながら施術のタイミングを決めることが重要です。​効果の出方は「どれくらいで変化がわかるのか」と不安に思う方が多いですが、実際には1週間ほどで輪郭や口元に違和感のない変化が現れ始めます。直後は「あれ、少し違う?」程度でも、2週間ほど経つとしわや口角下のたるみが目立ちにくくなる実感が得られます。マッサージや表情のトレーニングは避け、自然な変化を待つことが大切です。

症例で見るビフォーアフターと笑顔の印象

口角ボトックスの症例写真を見ると、施術前は口角が下がり、への字口の印象が強い方でも、施術後は口角が自然に上がり、柔らかい笑顔に変化していることがわかります。特に、無表情時でも口角が上がって見えるため、常に微笑んでいるような印象を与えることができます。この変化により、周囲からの印象が明るくなり、自信を持って笑顔を見せられるようになる方が多いです。症例写真は、クリニックの公式サイトやSNSなどで確認できるため、施術前に参考にすると良いでしょう。​YouTubeやInstagramでの症例動画をチェックすることで、実際にどのように表情が変化するのかを具体的に確認できます。人によっては笑えないと感じる瞬間もありますが、時間が経つにつれて筋肉が馴染み、自然なフェイスラインに整っていくのが一般的です。

副作用やデメリットはある?リスクを事前に理解しよう

口角ボトックスは比較的安全な施術ですが、いくつかの副作用やデメリットが報告されています。​施術後に内出血や腫れが生じることがあり、これらは通常数日で改善しますが、個人差があります。​また、筋肉の動きが抑制されることで、表情が不自然になることや、左右差が生じることもあります。​これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師による施術が重要です。​施術前に十分なカウンセリングを受け、リスクを理解した上で施術を受けることが大切です。

内出血・左右差・不自然な変化の可能性

口角ボトックスの施術後、内出血や腫れが生じることがあります。これらは通常数日で改善しますが、個人差があります。また、筋肉の動きが抑制されることで、表情が不自然になることや、左右差が生じることもあります。これらのリスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師による施術が重要です。施術前に十分なカウンセリングを受け、リスクを理解した上で施術を受けることが大切です。​ボトックスは少量でも筋肉に大きな変化を与えるため、注入位置が数ミリずれるだけでフェイスラインや口角の印象が大きく変わることがあります。これは失敗ではなく自然な変化の範囲内であり、医師の見立てによって微調整を行うことが可能です。初回の施術では控えめな量にするのが一般的です。

妊娠・体質によるリスクと日本での実態

妊娠中や授乳中の方は、ボトックスの施術を避けることが推奨されています。また、アレルギー体質の方や特定の持病をお持ちの方は、施術前に医師と十分に相談する必要があります。日本では、ボトックスの使用に関して厳格な基準が設けられており、厚生労働省の認可を受けた製剤のみが使用されています。そのため、信頼できるクリニックで施術を受けることで、リスクを最小限に抑えることが可能です。施術前に自身の体質や健康状態について医師としっかりと話し合うことが重要です。​

ヒアルロン酸とどちらがいい?組み合わせも含めて考える

口角のリフトアップには、ボトックスとヒアルロン酸の両方が使用されます。ボトックスは筋肉の動きを抑制することで口角を上げる効果があり、ヒアルロン酸はボリュームを補うことで唇や口元の形を整える効果があります。これらを組み合わせることで、より自然な口元の印象を目指す方にとって、組み合わせる選択肢もあります。施術の選択は、個人の希望や状態によって異なるため、医師と相談しながら最適な方法を選ぶことが重要です。​

ボトックスとヒアルロン酸の違いと相性

ボトックスは、筋肉の動きを抑制することで口角を上げる効果があります。一方でヒアルロン酸は、唇や口角のボリュームを補うことで、より立体的で若々しい口元を作る効果が期待されます。両者は目的が異なるため、比較して優劣を決めるのではなく、併用することでメリットを最大限に引き出すことが可能です。たとえば、ボトックスで口角下制筋の動きを和らげ、ヒアルロン酸で口角や上唇のボリュームを補うことで、口角挙上効果がより自然になります。アラガン製のボトックスは信頼性が高く、効果の持ちや安全性の面でも人気があります。これらの施術は自然な変化を求める方に適しています。日本国内でも東京、大阪、福岡、札幌、横浜、名古屋など主要都市のクリニックで多く取り扱われています。施術を希望する場合は、ヒアルロン酸との相性や効果の持続期間、リスクを考慮して医師と相談しましょう。

ボトックスを受ける「後」に気をつけるポイント

口角ボトックスの施術後は、効果を最大限に発揮させるための注意点があります。まず、当日は激しい運動やマッサージ、サウナ、お風呂などで体温を上げる行動は避けるべきです。これは薬剤が広がってしまい、予定外の部位に影響を与えるリスクがあるためです。また、施術後すぐのメイクや化粧も、摩擦を避けるために注意が必要です。日常生活には大きな制限はありませんが、笑顔や表情の違和感が出ることもあるため、1週間ほどは顔の動きを意識して確認しておくと安心です。ダウンタイムは少ないものの、稀に内出血や腫れが生じる場合もあるため、アフターケアとして冷やすことや医師の指示に従うことが大切です。施術後は、再診や追加施術の必要性も含めて、経過観察をしながら判断しましょう。

当日の流れとアフターケアの重要性

口角ボトックスの施術当日は、まずクリニックでカウンセリングを受けます。ここで口角下制筋の位置や筋肉量、唇や笑顔の状態などを確認し、注入量が決定されます。施術前に麻酔クリームを塗布する場合もあり、痛みの軽減につながります。注射自体は数分で終わり、直後に強い腫れが出ることはほとんどありません。ただし、内出血や頬の腫れ、違和感が出る可能性もあるため、施術後のメイクや化粧品の使用は医師の指示に従ってください。アフターケアとしては、マッサージや強い洗顔、フェイスラインへの圧迫は避け、1週間程度は慎重な対応が必要です。表情筋に作用する施術であるため、無理に笑うなどの表情の動かしすぎも控えた方がよいでしょう。効果が安定するまでの期間を意識して生活することで、自然な変化と持続を期待できます。

ダウンタイムや注意点まとめ

口角ボトックスのダウンタイムは比較的軽く、当日から日常生活に戻れることが多いです。しかし、副作用として内出血や軽度の腫れ、左右差が起きることがあります。これらの症状は数日から1週間以内で落ち着く場合が多く、冷やすなどの基本的なアフターケアが有効です。ダウンタイム中は、マッサージやサウナ、熱いお風呂を避ける必要があり、表情筋に負荷をかけないよう注意が必要です。また、施術後に違和感や歯茎の見え方の変化などを感じる方もいますが、筋肉に作用が現れ始めている可能性があり、時間の経過とともに馴染んでいくケースが多いです。笑えない感覚がある場合も一時的なもので、時間とともに自然な表情に戻っていきます。これらの経過を把握し、必要に応じてクリニックでアフターフォローを受けることが、失敗や変化への不安を防ぐポイントです。施術後すぐは腫れや違和感に敏感になりますが、これは体が薬剤に適応している証拠です。万が一、左右差が大きく感じる場合や上唇が過度に下がるなどの変化が見られた場合は、必ずクリニックへ連絡しましょう。また、化粧やメイクは当日避けることで腫れや内出血のリスクを軽減できます。こうした対応が持続的な効果にもつながります。

料金相場と信頼できるクリニックの選び方

口角ボトックスの施術を検討する際、料金やクリニック選びは非常に重要な要素です。一般的に東京や大阪などの都市部では価格に幅があり、安いクリニックで1万円前後、高額なクリニックでは3万円を超えることもあります。価格だけで判断するのは避けるべきで、施術の実績やアフターケア体制、使用する薬剤(アラガン製か韓国製かなど)も確認が必要です。また、口角下制筋への注入は技術が問われるため、より明確な変化を求める場合は、専門性の高い医師が在籍しているクリニックを選ぶことが大切です。初回限定やモニター価格を活用する方法もありますが、追加費用や再注入の金額についても事前に確認しておくと安心です。人気のある施設には新宿、池袋、横浜、福岡、千葉、仙台、広島、熊本、岡山、浜松、大分、大宮、宇都宮、神戸、立川、三宮など全国に展開する大手クリニックも含まれています。

料金の目安と追加費用の有無をチェック

口角ボトックスの料金は、使用する製剤の種類や注入部位の数、クリニックの立地によって異なります。アラガン製ボトックスを使用する場合、一般的に1〜3万円程度が相場です。一方で韓国製の薬剤を使用する場合は、価格が1万円前後と安価になることもありますが、効果の持ちや品質に差がある可能性があるため、注意が必要です。また、初回は割引が適用されるケースもありますが、2回目以降の追加費用や再診料、麻酔の有無などによる料金の変動についても事前に確認しておくことが重要です。施術後に内出血が出た場合や効果が不十分な場合、再注入が必要になることもあるため、トータルの費用感を把握しておくべきです。クリニックによっては施術前後の写真撮影やアフターケアも含まれている場合があり、こうしたサービスの有無も金額とあわせて比較するとよいでしょう。施術前に納得のいく説明を受け、費用と効果のバランスを見極めることが失敗しないコツです。

共立美容外科などおすすめのクリニック紹介

口角ボトックスの施術を受ける際、信頼できるクリニックを選ぶことは非常に重要です。中でも共立美容外科は、全国に展開しており、新宿や大阪、横浜、福岡、札幌など主要都市で高い評価を得ているおすすめのクリニックです。アラガン製の正規品を使用している点や、医師の経験年数が長く、症例数も豊富であることから、初めて施術を受ける方でも安心できます。また、共立美容外科では、施術前のカウンセリングやアフターサポートも充実しており、副作用やダウンタイムに関する説明が丁寧に行われる点も信頼されている要因の一つです。加えて、痛みを軽減する麻酔の対応や、表情筋のバランスを見ながらの自然な注入が行われるため、自然な変化を重視した施術方針で、表情に配慮した施術を提供しています。価格に関しても明確に記載されており、追加費用や再施術に関するルールも明快です。水の森美容外科や品川美容外科なども人気のあるクリニックとして比較検討の候補に入れるとよいでしょう。共立美容外科は症例を積極的に公開しており、変化の出方や期間の目安を事前に知ることができます。また、モニター制度を利用すれば、写真提供の条件付きで割引価格が適用されることもあり、価格を抑えたい方にもおすすめです。他に水の森美容クリニックやTAクリニックも、笑顔や唇の自然な変化を重視する施術が得意です。

まとめ

口角ボトックスは、表情筋である口角下制筋に作用し、口角を上げることで笑顔や唇の印象を改善する施術です。アラガン製のボトックスを使うことで、自然な変化を目指す方から支持を受けており、安全性にも配慮した施術が行われています(※クリニックや製剤により異なります)。効果の持続期間は1週間ほどで安定し、約3〜6ヶ月続きます。痛みや内出血などの副作用もありますが、経験豊富な医師による適切な施術でリスクを最小限に抑えられます。ボトックスとヒアルロン酸を組み合わせることでより立体的なフェイスラインが得られ、印象的な表情を実現できます。施術後のマッサージやサウナの回避、適切なアフターケアも成功の鍵です。料金や金額設定、追加費用などをクリニックごとに比較し、自分に適した環境で施術を受けることが満足度につながります。整形というよりも、自然な変化を求める人にとって、口角ボトックスは非常におすすめの選択肢といえるでしょう。

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この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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