顎ボトックスの効果と持続期間|メリット・デメリットや副作用も解説

2026.1.24
美容コラム

顎ボトックスとは?

顎ボトックスとは、ボツリヌストキシンという成分を顎の筋肉(オトガイ筋)に注入し、筋肉の緊張を和らげることで「梅干しじわ」や「エラのハリ」などを改善する治療です。ボトックスは神経から筋肉への信号を一時的にブロックする働きがあり、動きすぎてできる表情じわを抑制します。顎の場合、無意識に力を入れたときに出る梅干しのようなシワや、フェイスラインの歪み、たるみを目立たなくすることができます。メスを使わないプチ整形として人気が高く、施術時間は5〜10分程度。痛みも少なく、翌日からメイクや日常生活に支障がない点も魅力です。ボトックスは数ヶ月で体内に吸収されるため、定期的なメンテナンスで自然な小顔効果をキープできます。

梅干しじわが改善する

顎ボトックスの最も代表的な効果が「梅干しじわ」の改善です。梅干しじわは、顎にあるオトガイ筋が過剰に動くことで発生します。笑ったり、力を入れたりしたときに表面がデコボコと波打つような見た目になるのが特徴です。ボトックスを注入すると筋肉の緊張がゆるみ、皮膚表面が滑らかになります。注射後3〜7日ほどで徐々に効果が現れ、2週間ほどで最も自然な仕上がりになります。また、しわが浅くなることでフェイスライン全体の印象もやわらぎ、若々しい表情に。効果は3〜6ヶ月持続するため、定期的に施術を受けることで再発を防げます。表情を保ちながら自然に改善できる点が、ボトックスの大きな魅力です。

顎関節症が改善する

顎ボトックスは美容目的だけでなく、顎関節症の症状緩和にも効果があるとされています。食いしばりや歯ぎしりによって顎周りの筋肉が常に緊張している人は、ボトックスによって筋肉の負担を軽減でき、痛みや違和感が和らぐケースがあります。特に夜間の無意識な歯ぎしりに悩む人には有効で、筋肉を過度に使わなくなるため、顎関節への圧力が軽減されるのです。さらに、マウスピース治療と組み合わせることでより効果的に症状を抑えることができます。ボトックスは医療的にも安全性が確立されており、筋肉の動きをコントロールする範囲で調整可能です。治療目的の注射は保険適用外ですが、機能面の改善も期待できる点が注目されています。

フェイスラインがすっきりする

顎の筋肉が過剰に動くことでフェイスラインが歪み、顔が疲れた印象に見えることがあります。顎ボトックスを打つことで筋肉の緊張が取れ、輪郭がなめらかで引き締まった印象に整います。また、梅干しじわがなくなることで口元のバランスも良くなり、下顔面全体がスッキリ見える効果も。フェイスラインを整えることで、横顔の印象が大きく変わり、小顔効果を感じる人も多いです。エラボトックスやヒアルロン酸との併用も人気で、より立体的で上品な顔立ちを目指します。施術後は数日で効果が現れ始め、2週間ほどで最も美しいラインに落ち着きます。メスを使わずにフェイスラインを整えたい人におすすめの方法です。

顎ボトックスの種類

顎ボトックスに使われる製剤には、主に「アラガン社製ボトックスビスタ」と「韓国製ボツリヌストキシン(ニューロノックスなど)」の2種類があります。アラガン製は厚生労働省に承認されており、効果の安定性・持続期間・安全性が非常に高いのが特徴です。一方で、韓国製は比較的リーズナブルでコストを抑えたい人に向いています。ただし、品質にばらつきがある場合もあるため、信頼できるクリニックを選ぶことが大切です。どちらも有効成分は同じですが、純度・拡散性・持続性に差があるため、カウンセリング時に医師と目的や予算を相談しましょう。適切な製剤を選ぶことで、ナチュラルで満足度の高い結果が得られます。

顎ボトックスで効果を実感しやすい人としにくい人

顎ボトックスの効果を実感しやすいかどうかは、筋肉の強さ・体質・代謝スピードによって異なります。筋肉が強く緊張している人は効果を感じやすく、初回から明確な変化を実感できます。一方で筋肉が薄い人や代謝が早い人は、薬剤が分解されやすく持続期間が短くなる傾向があります。また、数回の施術で筋肉のクセが改善し、より自然で長持ちする効果を得られる人も多いです。食いしばりや顎のクセが強い人ほど、医師による丁寧な調整が必要です。初回は控えめの量から始めて、2回目以降に最適なバランスを見つけると理想的です。

効果を実感しやすい人とは?

顎ボトックスで効果を実感しやすいのは、顎を動かしたときに梅干しじわがはっきり出る人や、顎の筋肉が硬くこわばっている人です。また、普段から食いしばりのクセがある人も筋肉の緊張が強いため、ボトックスのリラックス効果を感じやすい傾向があります。表情筋の動きが活発な人は、注射後の変化がより分かりやすく、皮膚表面のデコボコ感がスムーズになります。施術後1週間程度で自然な見た目に落ち着き、肌にハリやツヤを感じる人もいます。初めての施術では効果が穏やかに感じられる場合もありますが、継続的に行うことでより理想的な仕上がりになります。

顎ボトックスの効果の期間はいつからいつまで?

顎ボトックスの効果は、通常注射後3日〜1週間で実感し始め、約2週間で安定します。持続期間は3〜6ヶ月が一般的で、体質や筋肉の強さによって個人差があります。施術を繰り返すことで筋肉の動きが弱まり、半年以上持続する人もいます。効果が切れると徐々に筋肉が元の状態に戻るため、定期的な施術で自然な美しさを維持するのが理想です。代謝が早い人や激しい運動をする人は、効果が短く感じられる場合がありますが、施術を重ねることで安定していきます。

顎ボトックスの効果が出るまでの施術回数

顎ボトックスは1回の施術でも効果を感じる人が多いですが、より長持ちさせたい場合は3〜6ヶ月おきの継続施術が推奨されます。特に初回は筋肉が強く反応しやすいため、2回目以降で量を調整しながら最適なバランスを見つけます。3回程度継続すると筋肉の動きが穏やかになり、長期間自然なフェイスラインを維持できるようになります。

顎ボトックスの効果を持続するためには?

顎ボトックスの効果を長く保つには、定期的なメンテナンスと生活習慣の工夫がポイントです。ボトックスは3〜6か月で効果が薄れるため、初回後は3か月程度で再注入すると持続力が安定していきます。また、食いしばりや歯ぎしりの癖を改善することも重要です。睡眠中のマウスピース使用や、リラックスを意識した日常行動で筋肉の緊張を和らげましょう。さらに、睡眠不足や過度なストレス、喫煙はボトックスの分解を早める要因となるため注意が必要です。アフターケアとしては、施術後1〜2日は強いマッサージや長時間の入浴を避け、薬剤が安定するまで静かに過ごすことが推奨されます。定期的な施術を繰り返すことで、筋肉が弱まり、徐々に効果が長持ちする「持続型」フェイスラインを目指せます。

顎ボトックスの副作用と失敗例・違和感は?

顎ボトックスは安全性の高い施術ですが、まれに副作用や違和感が起こることがあります。代表的な症状には内出血・腫れ・軽度の痛み・違和感などがありますが、多くは数日〜1週間ほどで自然に改善します。まれに、注入量が多すぎたり、部位がずれていたりすると、顎が動かしにくくなったり、表情が不自然になるケースもあります。これらは一時的なもので、時間の経過とともに筋肉の動きが戻るため心配はいりません。

顎ボトックスの痛みや腫れなどの副作用やリスク

リスクを最小限に抑えるためには、経験豊富な医師による適量注入が大切です。また、施術後にマッサージや熱いお風呂に入ると薬剤の拡散を促してしまうため、当日は避けるようにしましょう。アフターケアと信頼できるクリニック選びが、失敗を防ぐ最も確実な方法です。

顎ボトックス注射の失敗例(変形・内出血など)

顎ボトックスでよくある失敗例としては、左右差・筋肉の動かしづらさ・フェイスラインの歪みなどが挙げられます。これは、筋肉の構造を正確に把握していない医師が施術を行った場合や、過剰注入・不適切な位置への注入が原因です。また、体質によっては注射部位が腫れたり、内出血が出る場合もありますが、これは数日で治まる一時的な反応です。施術後に変形や強い違和感を感じた場合は、すぐにクリニックへ相談し、必要に応じて修正を行います。多くのケースでは、ボトックスの効果が3〜6か月で切れるため、時間が経てば自然に戻ることがほとんどです。失敗を防ぐためには、カウンセリングで施術経験・症例写真を確認することが重要です。

顎ボトックスを打ち続けるとどうなる?

顎ボトックスを定期的に続けると、筋肉の動きが穏やかになり、長期的にフェイスラインが安定するというメリットがあります。繰り返し施術を行うことで、梅干しじわやたるみの再発を防ぎ、肌の滑らかさが保たれやすくなります。一方で、頻繁すぎる施術や過剰注入を繰り返すと、筋肉が過度に弱まり、顎のラインがやや平坦に見えることもあります。また、稀に体内で抗体が形成されてボトックスが効きにくくなることも報告されています。これを防ぐには、医師の指示に従い、3〜6か月の間隔を空けるのが理想です。適切な頻度で施術を続ければ、ナチュラルな表情を保ちながら、若々しい顎ラインを長期間キープできます。

顎ボトックスのメリット・デメリット

顎ボトックスには、美容面・機能面の両方においてさまざまな効果がありますが、一方で注意すべき点もあります。メリットとしては、メスを使わずに梅干しじわを改善できること、フェイスラインを整え、小顔効果が得られることが挙げられます。また、痛みやダウンタイムが少なく、忙しい人でも気軽に受けやすいのも特徴です。デメリットとしては、効果が一時的で、3〜6か月ごとにメンテナンスが必要なことや、体質によって効き方に個人差がある点が挙げられます。さらに、稀に違和感や軽い腫れが出ることもありますが、適切な施術で防げます。

顎ボトックスのメリット

顎ボトックスの最大のメリットは、短時間で自然な若返り効果が得られることです。たった5分〜10分の注射で、梅干しじわやフェイスラインのたるみを改善できるため、初めての美容注射にも向いています。また、メスを使わないためダウンタイムがほとんどなく、翌日からメイクも可能です。さらに、口元や顎の筋肉バランスが整うことで、横顔の印象もすっきり見えるようになります。食いしばりや顎関節症の改善にもつながるため、美容と健康の両面から人気が高い施術です。

顎ボトックスのデメリット

一方で、顎ボトックスには注意点もあります。効果が永久ではないため、3〜6か月ごとの再施術が必要です。また、注入量が多すぎると顎の動きがぎこちなく見えることがあり、医師の技術力によって仕上がりに差が出ます。稀に、施術直後に軽い腫れや内出血が出ることがありますが、多くは数日で治まります。安さを重視して非正規品を使用するクリニックを選ぶと、効果が弱い・持続期間が短いなどのリスクがあるため注意が必要です。信頼できる医師に相談しながら、自然な変化を目指すことが大切です。

顎ボトックスの費用相場

顎ボトックスの料金は、使用する薬剤の種類や注入量、クリニックによって異なります。一般的には、アラガン社製(正規品)で1回あたり2万〜4万円前後、韓国製ボツリヌストキシンであれば1万〜2万円程度が相場です。施術自体は数分で終わるプチ整形に分類され、顔の中でも比較的コストパフォーマンスが高い施術といえます。定期的に行う場合は、複数回コースやモニター価格が用意されていることもあります。価格だけで選ばず、安全性・技術力・製剤の品質を重視することが大切です。適正価格で高品質なボトックスを選ぶことで、安心して長く続けられる施術になります。

まとめ

顎ボトックス注射は、梅干しじわの改善やフェイスラインをすっきり見せる効果がある人気の美容施術です。ボトックスは筋肉の動きを和らげる働きがあり、1〜2週間後に効果が現れ始め、3〜4ヶ月ほど持続します。繰り返し打ち続けることで、表情筋のクセが弱まり、より自然で長持ちする仕上がりになります。ヒアルロン酸との違いは、ボトックスが筋肉に作用して「動きを抑える」のに対し、ヒアルロン酸は「ボリュームを出す」点にあります。顎のシワやたるみのもたつき、小顔になりたい人、笑顔で梅干しジワが出る人に特におすすめです。また、ガミースマイル・口角下がり・リップロール(下唇の割れ改善)・毛穴の引き締めにも応用できます。メンズにも人気が高く、自然な印象の変化を求める人に向いています。副作用は少ないものの、一時的に食べにくい・喋りにくいと感じることがあり、強く噛む・硬いものを食べるなどは控えめに。糸リフトやハイフとの併用で相乗効果も期待できます。価格は2〜4万円前後と手軽で、正しい間隔を守れば安全に継続できる施術です。

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この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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