エラボトックスはやりすぎると老ける?原因と失敗しない方法

投稿日:2026.7.3
更新日:2026.6.19
美容コラム

エラボトックスは、エラの張りの原因である「咬筋(こうきん)」という筋肉にボツリヌス・トキシン製剤を注入し、筋肉の働きを緩めることでフェイスラインをすっきりさせる施術です。

小顔効果が期待できる一方で、やりすぎるとかえって老けた印象になってしまう可能性があります。

この記事では、エラボトックスで老けて見える原因や、失敗を避けるための対策、クリニック選びのポイントについて詳しく解説します。

この記事でわかること

  • エラボトックスで老けて見える原因
  • 老けやすい人の特徴
  • 老け見えを防ぐための対策
  • 失敗しないクリニック選びのポイント
  • エラボトックスに関するよくある疑問と回答
  • 自然な小顔を目指すための注意点

目次

エラボトックスで「老けた」と感じる3つの原因

エラボトックスの施術後、顔の印象が変わり「老けた」と感じることがあります。

その原因は一つではなく、主に3つの要因が考えられます。

なぜエラボトックスによって老けて見える場合があるのか、そのメカニズムを理解することが、失敗を避けるための第一歩です。

ここでは、主な3つの原因について解説します。

咬筋の萎縮によって皮膚が余り、たるみが生じる

エラボトックスは、発達した咬筋を萎縮させることでエラの張りを解消します。

しかし、筋肉の体積が急激に減少すると、その上にある皮膚が余ってしまい、たるみとして現れることがあります。

特に、もともと皮膚の弾力が低下している場合や、加齢によってハリが失われている場合に、この現象が起きやすくなります。

フェイスラインがぼやけたり、口元にたるみが生じたりすることで、疲れた印象や老けた印象を与えてしまうのです。

頬のボリュームが減少し、げっそりとこけて見える

エラの筋肉が小さくなることで、これまで保たれていた顔のボリュームがなくなり、頬がこけて見えることがあります。

もともと顔の脂肪が少ない方や、頬骨が高い方は、この影響を受けやすい傾向にあります。

頬がこけると、顔に影ができてしまい、げっそりと痩せたような、不健康で老けた印象になる可能性があります。

シャープな輪郭を求めるつもりが、意図せず疲れたような表情に見えてしまうケースです。

注入量や打つ場所を誤ると不自然な表情になる

ボトックスは筋肉の動きを弱める作用があるため、注入する量や位置が非常に重要です。

もし、注入量が多すぎたり、適切な筋肉ではない場所に注入されたりすると、表情を作る他の筋肉にまで影響が及ぶことがあります。

例えば、笑ったときに口角が上がりにくくなる、うまく笑顔が作れないなど、表情が不自然になるリスクが考えられます。

このような表情の違和感が、結果として老けた印象につながることも少なくありません。

【セルフチェック】あなたは大丈夫?エラボトックスで老けやすい人の特徴

エラボトックスは誰にでも同じ結果をもたらすわけではなく、個人の骨格や肌の状態によって、老けて見えやすい人がいます。

施術を検討する前に、ご自身がリスクの高いタイプに当てはまるかどうかを把握しておくことが重要です。

以下の特徴に該当する場合は、特に慎重なカウンセリングと施術計画が必要になります。

30代後半以降で肌のハリが低下している

年齢を重ねると、肌の弾力を支えるコラーゲンやエラスチンが減少し、肌のハリは徐々に失われていきます。

30代後半以降で肌のハリの低下を感じている方は、エラボトックスで咬筋が小さくなった際に、皮膚がその変化に対応できず、たるみとして現れやすい状態です。

皮膚が余ってしまうことで、フェイスラインが崩れ、老けた印象につながるリスクが高まります。

もともと頬の脂肪が少なくこけている

もともと頬の脂肪が少ない、または痩せ型で頬がこけている方がエラボトックスを受けると、さらに頬のこけが強調される可能性があります。

エラの筋肉のボリュームが減ることで、頬骨の下が影になり、より一層げっそりとした印象を与えてしまうのです。

健康的なふっくら感が失われ、疲れたような、年齢より上に見える顔つきになることがあるため注意が必要です。

皮膚が薄く弾力性に欠けている

皮膚自体の厚みや弾力性も、たるみの発生に影響します。

皮膚が薄い方は、皮下組織を支える力が比較的弱いため、咬筋の萎縮による変化の影響を受けやすい傾向があります。

皮膚の土台となる筋肉の体積が減ることで、皮膚が重力に負けて下がりやすくなり、たるみやシワが目立ちやすくなるため、老けて見える一因となります。

頬骨が高く目立つ顔立ちをしている

頬骨が高い方は、エラの筋肉が小さくなることで、相対的に頬骨の高さがより際立って見えることがあります。

頬骨の下の部分が影になりやすく、顔の凹凸が強調されることで、骨張った印象やこけた印象が強まる場合があります。

これにより、顔のバランスが変化し、意図せずきつい印象や老けた印象を与えてしまう可能性があるため、事前のデザインが重要です。

後悔しないために!エラボトックスで老けるのを防ぐ4つの対策

エラボトックスによる「老け見え」は、適切な対策を講じることで防ぐことが可能です。

施術の受け方や医師の選び方など、いくつかのポイントを押さえることで、リスクを最小限に抑え、理想のフェイスラインを目指せます。

ここでは、後悔しないために知っておきたい4つの具体的な対策を紹介します。

頬のこけにはヒアルロン酸注入、施術後の安静なども重要な要素です。

注入量と施術を受ける間隔を適切に守る

老け見えを防ぐ最も基本的な対策は、注入量と施術間隔を守ることです。

過剰な量を一度に注入したり、効果が切れる前に短期間で施術を繰り返したりすると、筋肉が萎縮しすぎてしまい、たるみや頬こけのリスクが高まります。

一般的に、エラボトックスの推奨される施術間隔は4ヶ月から6ヶ月です。

焦らず、適切なペースで治療を続けることが、自然で美しい結果につながります。

初回は注入量を少なめにして様子を見る

初めてエラボトックスを受ける方や、ご自身の顔の変化に不安がある方は、初回は注入量を少なめに設定することをおすすめします。

一度に大きな変化を求めず、まずは控えめな量で施術を受け、効果の現れ方や顔の印象の変化を慎重に確認します。

その上で、もし効果が物足りないと感じた場合に、医師と相談しながら追加の注入を検討するという段階的なアプローチが安心です。

たるみが心配な場合はハイフや糸リフトを併用する

エラボトックスによるたるみが懸念される場合、他の施術との併用が効果的です。

例えば、超音波で皮膚の土台を引き締める「ハイフ(HIFU)」や、特殊な糸を挿入して物理的に皮膚を引き上げる「糸リフト」を組み合わせることで、たるみを予防・改善できます。

これらのリフトアップ治療を併用することで、フェイスラインをシャープにしながら、皮膚のたるみを防ぎ、若々しい印象を保つことが期待できます。

解剖学を熟知した信頼できる医師の施術を受ける

エラボトックスは、医師の技術と知識が結果を大きく左右する施術です。

顔の筋肉の走行や構造を深く理解している医師は、一人ひとりの骨格や筋肉のつき方を見極め、最適な場所へ適切な量を注入することができます。

これにより、不自然な表情になったり、他の筋肉に影響が出たりするリスクを最小限に抑えられます。

医師の経験や症例実績をしっかり確認し、信頼できる医師のもとで施術を受けることが最も重要です。

失敗しないクリニック選びで重要な3つのポイント

エラボトックスで満足のいく結果を得るためには、施術そのものだけでなく、どのクリニックで受けるかが極めて重要です。

信頼できるクリニックを選ぶことで、リスクを最小限に抑え、安心して施術を任せられます。

ここでは、クリニック選びの際に特に確認しておきたい3つの重要なポイントを解説します。

カウンセリングでリスクまで丁寧に説明してくれるか

良いクリニックは、施術のメリットだけを強調するのではなく、考えられるデメリットやリスクについても正直に、そして丁寧に説明してくれます。

カウンセリングの際に、たるみや頬こけの可能性、表情に違和感が出るリスクなどについて、時間をかけて説明してくれるかどうかは重要な判断基準です。

患者の不安や疑問に真摯に耳を傾け、一人ひとりの状態に合わせた施術プランを提案してくれるクリニックを選びましょう。

医師の症例実績が豊富でデザイン力が高いか

医師の技術力と美的センスは、仕上がりの自然さや美しさに直結します。

クリニックの公式サイトやSNSなどで、その医師が手がけたエラボトックスの症例写真をできるだけ多く確認しましょう。

多くの症例を経験している医師は、様々なタイプの顔立ちに対応できる技術力があり、自然でバランスの取れたフェイスラインを実現するデザイン力が高いと考えられます。

自分の理想とする仕上がりに近い症例があるかどうかもチェックポイントです。

アフターフォローや保証制度が整備されているか

万が一、施術後に何らかのトラブルや不安な点が生じた場合に、迅速かつ適切に対応してくれる体制が整っているかは非常に重要です。

施術後の検診や相談といったアフターケアが充実しているか、事前に確認しておきましょう。

信頼できるクリニックは、施術後の経過もしっかりと見守ってくれるものです。

保証制度の有無なども含め、術後のアフターケア体制が整備されているクリニックを選ぶと、より安心して施術を受けられます。

エラボトックスと「老ける」という悩みに関するよくある質問

ここでは、エラボトックスと「老ける」という悩みに関する、特によく寄せられる質問にお答えします。

エラボトックスを打ち続けるとどうなりますか?

適切な間隔(4〜6ヶ月)と注入量を守れば問題ありません。

しかし、短期間で繰り返し打ち続けると、咬筋が過度に萎縮し、たるみや頬こけの原因となり得ます。

効果維持のために治療を続けるとしても、医師の指示に従うことが重要です。

一般的に、5〜6回程度継続すると効果の持続期間が長くなる傾向があると言われています。

エラボトックスをやめたら、もっと老けますか?

施術をやめると、老けたり状態が悪化したりすることはありません。

ボトックスの効果が切れると、抑制されていた筋肉が徐々に元の状態に戻っていくだけです。

そのため、フェイスラインは施術を受ける前の状態にゆっくりと近づいていきます。

エラボトックスをやめると急に老け込む、といった心配は不要です。

一度老けて見えてしまった場合、元に戻すことはできますか?

ボトックスの効果は永久的ではないため、数ヶ月から半年ほど経てば、筋肉の動きは回復し、基本的には元に戻ると考えられます。

その後、たるみが残ってしまった場合はハイフや糸リフト、頬のこけが気になる場合はヒアルロン酸注入などで改善を図ることが可能です。

まずは施術を受けたクリニックに相談してください。

メディカルアルファクリニックが選ばれる3つの理由

当院では、患者様一人ひとりにご満足いただけるよう、質の高い美容医療の提供を心がけております。

メディカルアルファクリニックが持つ3つの特徴をご紹介します。

内面と外面の両方からアプローチするトータル美容サポート

当院では、エラボトックスのような見た目のお悩みにアプローチする外面からの治療はもちろんのこと、身体の内側から美と健康をサポートする治療もご提供しています。

美容注射・点滴や内服薬などを組み合わせることで、外面と内面の両方から、患者様のトータルビューティーをサポートします。

心斎橋駅すぐ!土日も19時まで診療で通いやすい

当院はOsakaMetro心斎橋駅からすぐの便利な立地にあります。

平日はもちろん、土日も休まず毎日19時まで診療を行っておりますので、お仕事やお買い物のご都合に合わせてご来院いただけます。

忙しい方でも無理なく治療を続けていただきやすい環境です。

経験豊富な医師・看護師による質の高い施術

美容医療において、施術者の技術力と経験は極めて重要です。

当院では、豊富な知識と実績を持つ経験豊かな医師・看護師のみが施術を担当いたします。

患者様のお悩みに真摯に向き合い、ご満足いただけるよう、安全で質の高い治療を提供することをお約束します。

まとめ

エラボトックスは、咬筋の張りを抑えてシャープな小顔を叶える優れた施術ですが、過度な注入や誤った適応は、たるみや頬こけを招き老けた印象を与えるリスクがあります。

特に30代後半以降の方や、もともと顔の脂肪が少ない方は慎重な判断が必要です。失敗を未然に防ぎ、理想のフェイスラインを実現するために、以下の重要ポイントを必ず押さえておきましょう。

  • 適切な注入量と施術間隔(4〜6ヶ月)を厳守する
  • 初回は少なめの量から開始し、経過を慎重に確認する
  • 皮膚のたるみが懸念される場合は、ハイフや糸リフトを併用する
  • 顔の構造を熟知した、経験豊富で信頼できる医師を指名する

当院では、患者様一人ひとりの骨格や肌質を詳細に診断し、将来的なエイジングまで見据えた最適なプランをご提案します。リスクを正しく理解し、適切な対策を講じることで、安全に美しさを引き出すことが可能です。まずは丁寧なカウンセリングで、現在のお悩みをご相談ください。

関連ページ

この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

YouTubeリンク

お問い合わせ

050-1724-3463

電話受付時間/10:00~19:00
(休診日:不定休)