しみやそばかすを消したいけれど、何日も仕事を休めない。
美容医療を受けたことを知られたくない。
そんな方におすすめなのが、BBL光治療です。
BBL光治療は、その名前の通り、光治療の一種。
痛みや副作用が軽く済むので、ダウンタイムがないと人気があります。
しかし、しみやそばかすを消す施術はほかにもあるし、自分に合っているのかどうかがわかりません。
そこで今回は、BBL光治療についてお話しします。
効果や特徴などの基本的なことから、ほかの光治療との違いまで詳しく解説。
効果が期待できる施術回数や頻度についても、お答えしますよ。

BBL光治療について

BBLは、アメリカのサイトン社が開発した、アンチエイジング治療機です。
厚生労働省の認可を受けており、病院やクリニックなどで受けられます。

BBL光治療とは

BBLは、ピンポイントな悩みから肌全体のケアまで、幅広く対応できる光治療の一種。
ブロードバンドライトという医療用の光を肌に照射し、肌トラブルを改善します。
フィルターやアダプター、照射モードを症状や度合いに合わせて使い分けるので、一人ひとりに合った治療ができるのが特徴です。
従来の光治療よりも、痛みが少なく効果が高いと人気があります。

ブロードバンドライトとは

ブロードバンドライト（BroadBand Light）は、効果が高く安全性に優れた光です。
従来の光治療の照射は、温度が高く波長の揺れも大きかったので、安定性や安全性に不安がありました。
ブロードバンドライトは、気になった部分に何度も照射ができるほど、温度が低め。
波長が細かく光治療よりも5倍の威力がありますが、じんわりと温めるので痛みはそれほどありません。

BBL光治療で期待できる効果とは?

BBL光治療は、さまざまな肌トラブルを改善する効果が期待できます。

• シミ・そばかす・くすみの改善
• ニキビ・ニキビ痕の改善
• ハリ・弾力の改善
• たるみ・毛穴の開きの改善
• 小じわの改善
• 赤ら顔（毛細血管拡張症）の改善

波長の使い分けによって表皮や真皮層に届くので、肌の土台からピンポイントな悩みまで、幅広く対応できますよ。
どんな効果が期待できるのか、見ていきましょう。

シミ・そばかす・くすみの改善

BBL光治療は、シミやそばかすの改善に効果が期待できます。
シミやそばかすは、メラニン色素が排出されずに残ってしまったもの。
BBLには、メラニン色素を破壊する効果があります。
破壊されたメラニン色素は代謝によって浮かび上がり、老廃物として排出されます。
メラニンが原因のくすみも改善されるので、肌全体が明るくなりますよ。

ニキビ・ニキビ痕の改善

ニキビやニキビ跡がなかなか治らない方にも、BBL光治療はおすすめです。
ニキビの原因は、皮脂をエサにするアクネ菌の増えすぎによるもの。
BBLはアクネ菌が出すポルフィリンに反応し、殺菌効果がある活性酸素を排出します。
さらに、皮脂腺を破壊して皮脂の分泌を抑える効果もあるので、アクネ菌の増殖も防げます。

ハリ・弾力の改善

ハリや弾力の改善にも、BBL光治療は効果的。
ハリや弾力が衰える原因は、肌細胞の生成の衰えです。
BBLは肌の中に入ると熱エネルギーに代わり、真皮層にある真皮幹細胞に損傷を与えます。
傷ついた真皮幹細胞は線維芽細胞に変化し、傷ついた部分を修復するのにコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを生成。
代謝によって衰えた肌細胞が新しいものに変わるので、ハリや弾力が改善します。

たるみ・毛穴の開きの改善

BBL光治療でハリや弾力を改善すると、たるみも改善します。
ハリや弾力のある肌は、真皮層の中にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの肌細胞が満たされている状態です。
肌の土台ともいえる真皮層の肌細胞が減ったり衰えたりすると、上層の皮膚を支えきれず、皮膚がたるんでしまいます。
皮膚がたるむと毛穴も伸びて、目立ってしまうことに。
ハリや弾力が改善すれば皮膚が支えられるので、たるみや毛穴の開きも改善します。

小じわの改善

小じわや毛穴の開きを改善したい方にも、BBL光治療はおすすめです。
ハリや弾力が衰えると、もとからあるしわが目立ったり、たるんだ皮膚が定着してしわになったりします。
長い間放置すると、しわの線が残ってしまうことも。
ハリや弾力が改善すると、皮膚が張りしわが目立たなくなります。

赤ら顔（毛細血管拡張症）の改善

赤ら顔の一つである毛細血管拡張症の改善にも、BBL光治療は有効です。
毛細血管拡張症は、真皮層にある血管が広がり血流の量が増えて、皮膚に赤みが表れる疾患。
BBLは血液中に存在するヘモグロビンの色素に反応し、広がった毛細血管を熱で収縮する作用があります。
血管が縮まり血の流れる量が減るので、ゆっくりと赤みが改善していきますよ。

BBL光治療のメリットとデメリット

BBL光治療にも、メリットやデメリットがあります。
知っておくと疑問や不安が解消されたり、自分に合っているのかどうかの参考になったりすることも。
BBL光治療にはどんな特徴があるか、見ていきましょう。

BBL光治療のメリットとは

一人ひとりに合わせて治療ができる

BBL光治療は、一人ひとりに合わせて治療ができます。
3つのアダプターと7種類のフィルター、4段階の照射モードがあり、細かく設定が出来るからです。
悩みや体質に合わせられるので、その人に合わせたオーダーメイドな施術ができます。

大抵の場所に照射ができる

大抵の場所に照射ができるのも、BBL光治療の特徴。
光を照射する3種類のアダプターは7mmからあるので、細かく照射ができます。
曲がった部分があるあごや額、目や鼻の周りなど、場所をえらびません。
首や手の甲など、体の部位にも照射できます。

痛みが少ない

BBL光治療は、麻酔がいらないほど痛みが少ないのが特徴です。
個人差によって違いますが、じんわりと温かさを感じる程度や、輪ゴムで弾かれた程度しか感じません。
痛みが弱い方は照射モードを弱くするので、医師に相談してください。

ダウンタイムがない

BBL光治療は、ダウンタイム（回復までにかかる期間）がありません。
BBLの出力は弱く温度も低いので、肌を傷めないためです。
治療後に赤みがでたり、ひりひりとした痛みを感じたりする場合もありますが、数時間で治まります。
しかし、痛みが気になる方や赤みがひどい方は、医師に相談してください。

メイクがすぐにできる

BBL光治療を受けた後は、すぐにメイクができます。
肌を傷つけず、副作用も軽く済むからです。
早い時間に治療を行い、そのまま遊びに行くのも可能。
しかし、紫外線対策は必須なので、日焼け止めを忘れずに塗り、なるべく屋内で過ごしてください。

周囲に知られないで済む

治療を受けたと気付かれたくない方にも、BBL光治療はおすすめです。
施術は30分程度で終わり、副作用やダウンタイムも軽いのが特徴。
治療の過程で顔に変化は表れますが、施術直後からメイクも可能なので、簡単に隠せます。

BBL光治療のデメリットとは

数回の施術が必要

症状の度合いによっても違いますが、肌をきれいにするなら、数回の施術が必要です。
1回でも効果は表れますが、肌トラブルが改善しきれません。
施術間隔や施術回数は肌トラブルの度合いや体質など、個人差によって違います。

シミが濃くなる

シミやそばかすが施術後に表れたり、もともとあるシミやそばかすが濃くなったりする場合も。
代謝によって、肌内部のシミやそばかすが浮き上がってくるからです。
排出されるまでの期間は、個人差によって違います。
気になる方は、メイクで隠すなどの対策をしてください。

治療できないシミもある

BBL光治療は、対応できないシミがあります。
真皮層に留まっているメラニン色素は、BBLの照射の深さが足りず、改善できません。
変化がない場合は、ほかの施術での改善をおすすめします。

【真皮層にあり効果が期待できないシミ】

• 肝斑
• ADM（後天性真皮メラノサイトーシス）
• 太田母斑

紫外線対策が必要

BBL光治療を行った後は、紫外線対策が必要です。
BBLを照射した後の肌は、敏感になっています。
紫外線対策を怠ると、シミが濃くなる可能性も。
特に治療後は日焼け止めを塗り、外出してもなるべく屋内で過ごしてください。

BBL光治療の施術について

BBL光治療の施術について、流れなどを知っておきましょう。
事前に知っておけば、スムーズに行動ができます。
治療の頻度や回数も、確認しておくと失敗しませんよ。

BBL光治療がおすすめの方

BBL光治療は、以下の方におすすめです。

• シミ・ソバカスが気になる方
• 肌の色を明るくしたい方
• ニキビやニキビ痕を改善したい方
• 肌のハリや弾力を改善したい方
• たるみが気になる方
• 仕事が休めない方
• 痛みに弱い方

効果が出るまでの期間

BBL光治療で効果が出るまでの期間は、個人差によって違います。
症状や度合い、年齢などによって、代謝にかかる期間が違うからです。
早くて数日で変化が表れますが、2週間近くかかるものもあります。
最終的な治療の結果がわかるのは、ターンオーバーの期間後と考えてください。

※ターンオーバーの期間は、年齢×1.5で求められます。

BBL光治療の最適な施術ペースと回数とは

BBL光治療は、1回で効果が3週間から4週間続きます。
そのため、効果が弱くなる3週間から4週間ごとのペースで行ってください。
また、回数は5回くらい行うのがおすすめです。
しかし、年齢や肌トラブルの度合いにもよるので、医師と相談しながら間隔や回数を決めてください。

施術の流れ

1.カウンセリング・医師による診察
肌の状態や悩みによって施術方法を決めます。
不安や心配がある方は、なんでもよいので医師に相談してください。

2.洗顔
洗顔をして、肌をきれいな状態にします。

3.保護
照射の際に眩しさを感じるので、目にカバーをして保護をします。
施術部位に冷却ジェルを塗り、やけどや赤み対策をします。

4.施術
フィルターやアダプター、照射モードなどを替えながら、気になる部位に照射します。
施術の時間は、30分くらいです。

5.施術後
照射後は顔の赤みや熱感、ヒリヒリ感などがありますが、数時間でおさまります。
肌が敏感になっているので、日焼け止めなどで紫外線対策が必要です。
赤みや痛みがひどい場合や治まらない場合は、医師に相談してください。

6.アフターケア
屋外や室内の日の当たる場所では、日焼け止めなどで紫外線対策をしてください。
そのほかのアフターケアは、悩みや照射部位によって違います。
施術後に、医師と相談してください。

料金

BBL光治療の注意事項

BBL光治療は、効果が高いぶん注意事項もあります。
気にせずに治療を受けると、健康被害や重い副作用などを起こす可能性もあるので、大変危険です。
事前に知っておくとカウンセリングの際に、医師に相談しやすくなります。

BBL光治療を受けられない・注意が必要な方

体質によって受けられない方や、注意が必要な方がいます。
病気にかかっている方や日常的に薬を使用している方など、気になる場合は施術前に、必ず医師に相談してください。

BBL光治療を受けられない方

• 妊娠中・授乳中の方
• 妊娠の可能性がある方
• 光過敏症の方
• 施術する部位に傷や炎症がある方
• ひどい日焼けをしている方
• ケロイド体質の方

BBL光治療を受けるのに注意が必要な方

• 皮膚に疾患がある方
• アトピー性皮膚炎の方
• てんかんの方
• ひどくはないが日焼けをしている方
• 自己免疫疾患の方
• 施術する部位に糸を入れている方

BBL光治療の副作用

BBLの副作用は数時間で済む軽い症状なので、心配はいりません。
しかし、個人差にもよるので、不安な方や心配な方は医師に相談してください。

赤み・熱感

治療後は、赤みや熱感が表れます。
個人差はありますが、少々赤くなる程度や日焼け後のような熱感程度なので、問題はありません。
通常は数時間で治まりますが、症状がひどい場合や治まらない場合は、医師に相談してください。

かさぶた

治療を行うと、しばらくたった後にかさぶたができます。
かさぶたの正体は、老廃物として排出されるシミやそばかす。
1週間くらいで自然とはがれます。
目立ちますが、肌が傷つくので無理にはがさないでください。

BBL光治療で効果が出ない原因とは

BBL光治療を行っても効果がないと感じる方や、期待したほどではないと感じる方もいます。
効果を感じられない原因はさまざま。
よくある原因を見ていきましょう。

治療回数が少ない

治療回数が少ないと、効果が実感しにくいです。
BBL光治療は1回でも効果はありますが、続くのは3週間から4週間程度。
効果が切れると活性化前の代謝が緩やかな状態に戻るので、改善しきらない場合があります。
結果、肌が改善するまでに時間がかかり、効果を実感できません。

治療間隔が長い

治療の間隔が長く、効果を実感できない場合もあります。
施術間隔が数カ月以上だと、その間に新たな肌トラブルが起こる場合も。
効果が切れるくらいのペースで繰り返し施術を行うと、効果が長く続くので、効果が実感できますよ。

BBL光治療で改善できない肌トラブル

改善できない肌トラブルの場合、効果が期待できません。
真皮層にあるシミや、肌トラブルの原因が肌細胞以外の場合などです。
BBL光治療に向かない肌トラブルの場合、効果が期待できません。
気になる肌トラブルがBBL光治療で対応できるかどうか、体質や病歴などを伝えて医師に確認してください。

BBL光治療と併用できる美容医療施術

BBL光治療は、ほかの美容医療施術との併用もできます。
それぞれの施術だけでも、シミやそばかすの改善効果が期待できますが、合わせて行うことでさらなる効果が期待できますよ。
忙しくて定期的に治療を行えない方や、高い効果を得たい方は、チェックしてください。

【併用がおすすめの方】

• BBL光治療の効果を高めたい方
• 高い効果を得たい方
• 定期的に治療を行えない方

ハイドラフェイシャル

ハイドラフェイシャルは、代謝を促進してさまざまな肌トラブルを改善する、美容トリートメントです。
ピーリングや毛穴の汚れを取り除いてから、肌トラブルに合わせた美容液を浸透。
邪魔になる汚れや老廃物がないので、美容液の効果が十分に発揮されます。
施術直後から肌全体が明るくなるので、急な用事がある方におすすめです。

行う際は、ハイドラフェイシャルの後に、BBL光治療を行います。

Qスイッチルビーレーザー

Qスイッチルビーレーザーは、シミやそばかすの改善に特化した医療機器です。
浅い層のシミから深い層のシミまで対応できる、出力の高いレーザーを照射。
BBL光治療では対応できない真皮層のシミのほかに、ホクロやあざなどの改善にも効果が期待できるのが特徴です。
レーザーは色素に反応するので、皮膚の痛みを最小限に抑えられますが、痛みの感じ方に幅が大きく個人差によって違います。

行う際は、BBL光治療の後に、Qスイッチルビーレーザーを行います。

【併用できる施術との比較表】

BBL光治療とほかの光治療の違い

光治療には、多くの種類があります。
日本で行われてきた従来のものから、取り扱いが少ないものまで、10種類以上。
BBLとどう違うのか、代表的な光治療の特徴を見ていきましょう。

フォトフェイシャル

フォトフェイシャルは、1990年代から行われている光治療器で、さまざまな肌トラブルを改善する効果が期待できます。
照射するのは、IPL（Intense Pulsed Light／インテンスパルスライト）。
波長の揺れが大きく熱量も高いので、BBL光治療のように、重ねて複数回の照射はできません。
また、やけどや痛みのリスク、効果などの不安もあります。

ライムライト

ライムライトは、日本人向けに開発された光治療器。
IPLを使用した光治療機は白人向けが多く、黄色人種の日本人の肌には、負担や効果に問題がありました。
ライムライトは、日本人向けに開発され改良を加えられたので、安全性や確実性に優れています。
日本人に多い薄いシミから濃いシミまで、幅広く対応できるのが特徴です。

フォトシルクプラス

フォトシルクプラスは、美白効果に優れた光治療器です。
照射するのは、UPL（U-Shape Pulse Light）と呼ばれる広域で波長の長い光。
メラニンの分解機能に優れているのが特徴です。
治療が難しい薄いシミや、ホクロなどにも対応ができます。

【ほかの光治療器との比較表】

BBL光治療とほかの施術の比較

シミやそばかすの改善効果が期待できるのは、光治療だけではありません。
メディカルアルファクリニックでも、ピーリングやニードル治療などを行っています。
体質に不安があり光治療が難しい方は、ほかの施術もチェックしてみてください。

ケミカルピーリング

ケミカルピーリングは、薬剤で角質を除去しターンオーバーを整える、ピーリングの総称です。
薬剤を肌表面に塗るだけなので、痛みやダウンタイムが軽く済みます。
メディカルアルファクリニックで行われているのは、グリコール酸を使用したグリコール酸ピーリング。
グリコール酸で角質をはがすので代謝が促進され、さまざまな肌トラブルが改善します。

マッサージピール

マッサージピールは、マッサージをしながら肌に薬剤をなじませる、浸透型ピーリングの一種。
真皮層に薬剤PRX-T33を浸透させて、肌を土台から改善します。
薬剤には、繊維芽細胞の活性化やメラニンの生成抑制の作用があり、さまざまな肌トラブルの改善に効果が期待できます。
痛みやダウンタイムが軽く済むのも特徴です。

ダーマペン

ダーマペンは、肌の代謝を促すことで肌トラブルを改善する治療法です。
髪の毛よりも細いマイクロ針で肌に極小の穴を開けるので、肌を治療するために線維芽細胞が肌細胞を生成。
肌の土台の肌細胞が、代謝によって新しいものに変わるので、ハリや弾力が改善し、たるみや小じわなども改善します。
ヴェルヴェットスキンよりも、ダウンタイムがやや長めです。

ヴェルヴェットスキン

ヴェルヴェットスキンは、ダーマペンとマッサージピールを合わせた治療法です。
ダーマペンで使用する極細のマイクロ針で肌に穴をあけ、マッサージピールで使用する薬剤PRX-T33を浸透。
創傷治癒による肌細胞の生成と、肌の内側に浸透した薬剤のメラニン抑制効果により、土台から肌がきれいになります。
肌を傷つけるので、痛みやダウンタイムが数日間あります。

【メディカルアルファクリニックで受けられるほかの施術との比較表】

BBL光治療についてよくある質問

施術時間はどれくらいですか?

治療範囲によって違いますが、大体30分くらいです。
施術時間以外にも、カウンセリングの時間がかかります。

施術できない場所はありますか?

上まぶたは、施術できません。

痛みはどれくらいですか?

輪ゴムで弾かれたような痛みがありますが、麻酔が必要ないくらいの強さです。
じんわりとした熱感を感じる方もいます。

アフターケアの方法を教えてください

日中は日焼け止めを塗るなどして、紫外線対策を行ってください。
室内でも日が当たる場所にいる場合は、紫外線対策が必要です。
また、紫外線対策を行っても施術後すぐは、海や山などの日差しが強い場所は避けてください。

肌トラブルが多いのですが、なにから改善すればよいでしょうか?

症状や悩みの度合いにもよりますが、ハリや弾力の改善がおすすめです。
ハリや弾力が衰えると、さまざまな肌トラブルが起こります。
起こる肌トラブルは、たるみや小じわ、毛穴の開きやニキビ痕などさまざま。
ハリや弾力を改善すれば、肌トラブルをまとめて改善できます。

予定がある場合、何日くらい前に施術を受ければよいでしょうか?

個人差によって違いますが、予定の2週間以上前に受けるのがおすすめです。
施術後、シミが濃くなったりはがれたりする期間が、10日から2週間くらい続きます。
メイクで隠せますが、予定がある場合は2週間以上前に施術を行うと、肌が落ち着きますよ。

BBL光治療のあとすぐに、別の美容医療は受けられますか?

施術にもよりますが、基本的に、すぐにはできません。
BBL光治療後は、肌が敏感になっています。
効果が続く約1カ月が過ぎてから、行ってください。

BBL光治療を定期的に行い美肌になろう

BBL光治療は、肌トラブルの改善に効果が期待できる施術です。
しみやそばかす、ハリや弾力の改善など、肌の底上げからピンポイントな悩みまでさまざま。
しかし、1回だけで済ませてしまうと、肌トラブルが改善しきれない場合もあります。
高い効果を得るなら定期的に行うか、ほかの施術と併用するのがおすすめです。
気になる方は、まず、カウンセリングで話しを聞いてみてください。
きれいで楽しくなるような肌で過ごす、第一歩です。

この記事の監修

小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医