マッサージピールの頻度や皮むけ、ダウンタイムが気になり、施術を検討している方に向けて書いた記事です。
この記事では、通う間隔と回数の目安、皮むけが出る時期と続く日数、間隔を詰めすぎたときのリスクの3点がわかります。
※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。施術の効果や経過、副作用の出方には個人差があります。掲載の施術は自由診療(保険適用外)です。詳しくは医師の診察でご確認ください。
この記事の要点
本文は、厚生労働省、PMDA(医薬品医療機器総合機構)、消費者庁の公開資料と、当院の料金表の内容をもとに書いています。
マッサージピールはトリクロロ酢酸などを含む薬剤を肌に塗ってすり込む施術で、一般的なピーリングに比べて皮むけが起きにくいとされています。

マッサージピールは、PRX-T33という名前の薬剤を使うピーリングの通称です。
当院で使用している薬剤も、イタリアのWiQo社が製造するPRX-T33です。
薬剤には、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)、過酸化水素、コウジ酸の3つの成分が含まれています。
トリクロロ酢酸は、一般的なケミカルピーリングでは肌の表面をはがす目的で使われることが多い成分です。
PRX-T33は国内で承認を受けていない薬剤のため、肌への作用や効果を国内の公的機関が審査して認めたものではありません。
ハリや毛穴の目立ち方の変化をどの程度感じるかは人によって違い、回数を重ねても変化が小さい方もいます。
マッサージピールという名前は、薬剤を塗ったあと指で肌にすり込むように少しずつなじませる手順に由来しています。
顔をもみほぐすリラクゼーションのマッサージとは別のもので、医療機関で医師の管理のもと行う施術です。
マッサージピールの頻度は2〜3週間に1回が目安とされ、5回前後を1つの区切りにして、その後は肌の様子を見て間隔を空けていく方法が一般的です。

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期は、年齢や部位によって差があります。
2〜3週間の間隔は、前の施術の反応が落ち着き、肌が整ったところで次を受けるためにとられています。
はじめは2〜3週間ごとに続けて受け、5回前後で肌の変化を医師と一緒に確かめる流れが多くみられます。
5回で終わりという決まりはありません。
途中で赤みや乾燥が長引いた場合は、予定より間隔を空けることもあります。
最初の区切りを終えたあとは、1〜2か月に1回程度に間隔を広げて続ける方法がとられることがあります。
続けるか、いったん休むかは、ご本人の希望と肌の状態をもとに医師と相談して決めます。
施術をやめれば、肌は年齢や生活習慣に応じた経過をたどります。
| 時期 | 間隔の目安 | 確かめること |
|---|---|---|
| 1〜5回目前後 | 2〜3週間に1回 | 前回の赤み・乾燥・皮むけが落ち着いているか |
| 区切りのあと | 1〜2か月に1回程度 | 続けるか休むかを医師と相談 |
| 反応が強く出たとき | 予定より間隔を空ける | 症状が治まってから次の予定を決める |
マッサージピールの皮むけは出ない方も多く、出る場合は施術の2〜3日後から細かい皮がはがれ始め、1週間前後で落ち着くことが多いとされています。

一般的なケミカルピーリングに比べると、表面が大きくむける反応は起きにくいとされています。
それでも、角質が厚い方や初めての方では、薄い皮むけが数日続くことがあります。
皮むけの有無は、肌の厚さや乾燥の具合、その日の肌の状態で変わります。
表面をむくことを目的にした施術ではないので、皮むけが出なくても珍しくありません。
赤みや痛みが日ごとに強くなる、水ぶくれやかさぶたができる、かゆみが広がるといった場合は、施術を受けた医療機関に連絡します。
市販の薬を自己判断で塗る前に、医師に相談してください。
マッサージピールのダウンタイム中は、保湿と紫外線対策を丁寧に行い、皮むけをこすったりはがしたりしないことが、肌の回復を助けるうえで大切です。
ダウンタイムとは、施術のあと肌が普段の状態に戻るまでの期間のことです。
マッサージピールのダウンタイムは短い傾向にあるとされますが、長さには個人差があります。
とはいえ、施術後の数日は肌が刺激を受けやすくなっています。
施術後は肌が乾燥しやすくなるため、刺激の少ない化粧水やクリームでこまめに保湿します。
新しい化粧品を試すのは、肌が落ち着いてからにしましょう。
当院では、施術後のホームケア用として、WiQo顔用美容液とWiQo顔用保湿ナリシングクリームを取り扱っています。
施術後の肌は紫外線の影響を受けやすく、日焼けで色素沈着が起きることがあります。
日焼け止めや帽子、日傘を使い、屋外で長く過ごす予定は施術日と重ならないように調整します。
メイクは施術の翌日から可能とする医療機関が多いですが、肌の様子を見ながら医師の指示に従います。
マッサージピールの間隔を自己判断で詰めすぎると、肌が回復しきらないうちに次の刺激が加わり、乾燥や赤み、ヒリつきが続く状態になることがあります。
回数を早く重ねても、変化が早く出るとは限りません。
肌の表面には、水分を保ち外からの刺激を防ぐバリア機能があります。
刺激が短い間隔で重なると、この働きが弱まり、普段の化粧品でもしみるように感じることがあります。
炎症が続くと、赤みが引きにくくなったり、炎症のあとが茶色く残ったりします。
肝斑(かんぱん)がある方は、刺激でしみが濃く見えることがあるため、事前の診察で肌の状態を確かめます。
レーザーやほかのピーリング、針を使う施術を近い日程で受けると、肌への刺激が重なります。
ほかの医療機関で受けた施術も含めて、直近の施術歴を診察で伝えておくと、間隔を決めやすくなります。
マッサージピールは皮むけの少ないピーリングを希望する方に検討されることが多く、悩みによってはケミカルピーリングや針を使う施術も選択肢になります。
以下では、向く悩み、回数・期間の目安、費用の扱い、主なリスクの4つで並べました。
マッサージピールは、皮むけの少ないピーリングを希望する方が相談することの多い施術で、国内で効果が審査された薬剤ではありません。
グリコール酸やサリチル酸などを使うピーリングは、一般に古い角質やニキビの悩みで検討される方法です。
細い針で肌に小さな穴をあける施術は、一般にニキビ跡の凹凸や毛穴の悩みで検討される方法です。
| 施術 | 向く悩み | 回数・期間の目安 | 費用の扱い | 主なリスク |
|---|---|---|---|---|
| マッサージピール | 皮むけの少ないピーリングを希望 | 2〜3週間に1回・5回前後 | 自由診療 | 赤み・乾燥・皮むけ・色素沈着 |
| ケミカルピーリング | 古い角質・ニキビ | 2〜4週間に1回程度 | 美容目的は自由診療 | 赤み・乾燥・皮むけ |
| 細い針を使う施術 | ニキビ跡の凹凸・毛穴 | 4週間前後の間隔 | 自由診療 | 赤み・点状出血・色素沈着 |
どれが合うかは肌の状態で変わります。
施術を受けずに、日々のスキンケアで様子を見るという選択もあります。
マッサージピールは自由診療(保険適用外)で、費用は1回ごとに払う方法と回数をまとめたコースとで変わるため、総額と通う回数を合わせて確かめておくと安心です。
当院の料金表では、マッサージピールを1回16,500円(税込)、5回コースを66,000円(税込)で掲載しています。
ほかの肌の施術の金額も、メディカルアルファの料金表にまとめて載せています。
どちらの支払い方法でも、赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、色素沈着などの副作用が起こる可能性は変わりません。
マッサージピールに使う薬剤は国内で承認された医薬品ではなく、重い副作用が起きても医薬品副作用被害救済制度の対象外です。
5回コースのように期間が1か月を超え、金額が5万円を超える契約は、特定商取引法のクーリング・オフや中途解約の対象になることがあります。
申し込む前に、契約書面で解約の条件を確かめておきましょう。
施術の手順や対象となる悩みは、マッサージピールのメニューページで詳しく紹介しています。
続けすぎによる肌への影響は、マッサージピールのやりすぎについての記事でも取り上げています。
【施術を受ける前にご確認ください】
【未承認医薬品等に関する説明】
PRX-T33について
マッサージピールを相談するときは、通う間隔と回数、施術後の経過、使う薬剤の承認状況について説明を受け、納得してから受けるかどうかを決めることが大切です。
厚生労働省も、美容医療の施術を受ける前に、リスクや副作用、ほかの選択肢の説明を受けて理解したうえで決めるよう呼びかけています。
当日中に契約を迫られても、持ち帰って考えて構いません。
マッサージピールでは、次の3点も診察で聞いておくと判断しやすくなります。
ご相談・ご予約はメディカルアルファクリニック(心斎橋)のLINEまたはWeb予約から
メディカルアルファクリニック(大阪市中央区南船場4-5-8 ラスターオン心斎橋6F)では、マッサージピールの間隔や回数のご相談をお受けしています。
診療時間は10:00〜19:00、電話番号は050-1724-3463です。
診察を担当する医師の経歴は、医師紹介のページに載せています。
アクセスや診療メニューの一覧は、メディカルアルファクリニックのトップページから確認できます。
マッサージピールを検討している方から寄せられることの多い、間隔、皮むけ、メイク、料金、妊娠中の扱いについての質問をまとめました。
前の施術の反応が落ち着く前に次の刺激が加わるため、一般には2〜3週間に1回の間隔がとられており、詰める場合は医師の判断が必要です。
マッサージピールは表面をむくことを目的にした施術ではなく、皮むけが出ないことも珍しくないため、皮むけの有無だけでは判断しません。
多くの医療機関では翌日からのメイクを案内しており、当日は肌を休ませて保湿を中心にすることが勧められています。
5回前後を1つの区切りにすることが多いとされていますが、変化の感じ方や必要な回数には個人差があります。
マッサージピールは美容目的の自由診療のため保険は使えず、当院では1回16,500円(税込)で、赤みや乾燥などのリスクがあります。
妊娠中・授乳中の安全性は十分に確かめられていないため、多くの医療機関ではこの期間の施術を控えています。
マッサージピールは2〜3週間に1回、5回前後を区切りに受けることが多い施術で、皮むけや赤みの経過を見ながら間隔を決めることが大切です。
メディカルアルファクリニック(大阪市中央区南船場4-5-8 ラスターオン心斎橋6F)では、肌の状態を診たうえで、次の施術までの間隔をご提案しています。
マッサージピールの記事を書くにあたり、美容医療の受け方や個人輸入、救済制度について厚生労働省・PMDA・消費者庁の公開資料を参照しました。