マッサージピールの頻度は?皮むけの時期とダウンタイムの過ごし方

投稿日:2026.11.6
美容コラム

マッサージピールの頻度や皮むけ、ダウンタイムが気になり、施術を検討している方に向けて書いた記事です。

この記事では、通う間隔と回数の目安、皮むけが出る時期と続く日数、間隔を詰めすぎたときのリスクの3点がわかります。

※この記事は一般的な情報提供を目的としたものです。施術の効果や経過、副作用の出方には個人差があります。掲載の施術は自由診療(保険適用外)です。詳しくは医師の診察でご確認ください。

この記事の要点

  • マッサージピールは、2〜3週間に1回の間隔で5回前後を1つの区切りとして受ける進め方が一般的とされています。
  • 皮むけは出ない方も多く、出る場合は施術の2〜3日後から薄い皮がはがれ、1週間前後で落ち着くことが多いとされています。
  • 間隔を詰めすぎると、乾燥や赤み、刺激を感じやすい状態が続くことがあるため、肌の回復を待って次の施術を決めます。
  • マッサージピールに使う薬剤は国内で承認された医薬品ではないため、救済制度の扱いも事前に確かめます。

本文は、厚生労働省、PMDA(医薬品医療機器総合機構)、消費者庁の公開資料と、当院の料金表の内容をもとに書いています。

マッサージピールとは?薬剤の成分と肌への働き

マッサージピールはトリクロロ酢酸などを含む薬剤を肌に塗ってすり込む施術で、一般的なピーリングに比べて皮むけが起きにくいとされています。

窓辺の机に置かれた閉じたノートパソコンとマグカップ

マッサージピールは、PRX-T33という名前の薬剤を使うピーリングの通称です。

当院で使用している薬剤も、イタリアのWiQo社が製造するPRX-T33です。

薬剤には、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)、過酸化水素、コウジ酸の3つの成分が含まれています。

トリクロロ酢酸は、一般的なケミカルピーリングでは肌の表面をはがす目的で使われることが多い成分です。

国内で効果が審査された薬剤ではない

PRX-T33は国内で承認を受けていない薬剤のため、肌への作用や効果を国内の公的機関が審査して認めたものではありません。

ハリや毛穴の目立ち方の変化をどの程度感じるかは人によって違い、回数を重ねても変化が小さい方もいます。

名前に「マッサージ」と付く理由

マッサージピールという名前は、薬剤を塗ったあと指で肌にすり込むように少しずつなじませる手順に由来しています。

顔をもみほぐすリラクゼーションのマッサージとは別のもので、医療機関で医師の管理のもと行う施術です。

マッサージピールの頻度と回数の目安

マッサージピールの頻度は2〜3週間に1回が目安とされ、5回前後を1つの区切りにして、その後は肌の様子を見て間隔を空けていく方法が一般的です。

窓辺に置かれた小さな花瓶と一枚の葉

肌の生まれ変わり(ターンオーバー)の周期は、年齢や部位によって差があります。

2〜3週間の間隔は、前の施術の反応が落ち着き、肌が整ったところで次を受けるためにとられています。

最初の5回前後の進め方

はじめは2〜3週間ごとに続けて受け、5回前後で肌の変化を医師と一緒に確かめる流れが多くみられます。

5回で終わりという決まりはありません。

途中で赤みや乾燥が長引いた場合は、予定より間隔を空けることもあります。

区切りのあとのメンテナンス

最初の区切りを終えたあとは、1〜2か月に1回程度に間隔を広げて続ける方法がとられることがあります。

続けるか、いったん休むかは、ご本人の希望と肌の状態をもとに医師と相談して決めます。

施術をやめれば、肌は年齢や生活習慣に応じた経過をたどります。

時期 間隔の目安 確かめること
1〜5回目前後 2〜3週間に1回 前回の赤み・乾燥・皮むけが落ち着いているか
区切りのあと 1〜2か月に1回程度 続けるか休むかを医師と相談
反応が強く出たとき 予定より間隔を空ける 症状が治まってから次の予定を決める

皮むけはいつから何日続く?施術後の経過

マッサージピールの皮むけは出ない方も多く、出る場合は施術の2〜3日後から細かい皮がはがれ始め、1週間前後で落ち着くことが多いとされています。

朝の公園に置かれた誰もいないベンチ

一般的なケミカルピーリングに比べると、表面が大きくむける反応は起きにくいとされています。

それでも、角質が厚い方や初めての方では、薄い皮むけが数日続くことがあります。

施術当日から1週間の経過の一例

  1. 施術中:ピリピリとした刺激や熱さを感じることがあり、感じ方には個人差があります。
  2. 施術直後〜当日:赤みやほてりが出ることがあり、多くは数時間ほどで引いていくとされています。
  3. 2〜3日後:口の周りや小鼻の横など、動きの多い部分から粉をふくように皮がはがれることがあります。
  4. 1週間前後:皮むけや乾燥が落ち着き、肌が整ってくることが多いとされています。

皮むけが出ないこともある

皮むけの有無は、肌の厚さや乾燥の具合、その日の肌の状態で変わります。

表面をむくことを目的にした施術ではないので、皮むけが出なくても珍しくありません。

受診を考えたい症状

赤みや痛みが日ごとに強くなる、水ぶくれやかさぶたができる、かゆみが広がるといった場合は、施術を受けた医療機関に連絡します。

市販の薬を自己判断で塗る前に、医師に相談してください。

ダウンタイム中の過ごし方とスキンケア

マッサージピールのダウンタイム中は、保湿と紫外線対策を丁寧に行い、皮むけをこすったりはがしたりしないことが、肌の回復を助けるうえで大切です。

ダウンタイムとは、施術のあと肌が普段の状態に戻るまでの期間のことです。

マッサージピールのダウンタイムは短い傾向にあるとされますが、長さには個人差があります。

とはいえ、施術後の数日は肌が刺激を受けやすくなっています。

保湿

施術後は肌が乾燥しやすくなるため、刺激の少ない化粧水やクリームでこまめに保湿します。

新しい化粧品を試すのは、肌が落ち着いてからにしましょう。

当院では、施術後のホームケア用として、WiQo顔用美容液とWiQo顔用保湿ナリシングクリームを取り扱っています。

紫外線対策

施術後の肌は紫外線の影響を受けやすく、日焼けで色素沈着が起きることがあります。

日焼け止めや帽子、日傘を使い、屋外で長く過ごす予定は施術日と重ならないように調整します。

避けたいこと

  • はがれかけた皮を指でむく、タオルで強くこする
  • スクラブ洗顔やピーリング成分の入った化粧品を使う
  • 施術当日の長い入浴やサウナ、激しい運動、飲酒

メイクは施術の翌日から可能とする医療機関が多いですが、肌の様子を見ながら医師の指示に従います。

間隔を詰めすぎたときに起こりうる肌トラブル

マッサージピールの間隔を自己判断で詰めすぎると、肌が回復しきらないうちに次の刺激が加わり、乾燥や赤み、ヒリつきが続く状態になることがあります。

回数を早く重ねても、変化が早く出るとは限りません。

バリア機能の低下

肌の表面には、水分を保ち外からの刺激を防ぐバリア機能があります。

刺激が短い間隔で重なると、この働きが弱まり、普段の化粧品でもしみるように感じることがあります。

赤みや色素沈着の長引き

炎症が続くと、赤みが引きにくくなったり、炎症のあとが茶色く残ったりします。

肝斑(かんぱん)がある方は、刺激でしみが濃く見えることがあるため、事前の診察で肌の状態を確かめます。

ほかの施術との重なり

レーザーやほかのピーリング、針を使う施術を近い日程で受けると、肌への刺激が重なります。

ほかの医療機関で受けた施術も含めて、直近の施術歴を診察で伝えておくと、間隔を決めやすくなります。

肌の悩み別に、マッサージピールとほかの施術を同じ項目で比べる

マッサージピールは皮むけの少ないピーリングを希望する方に検討されることが多く、悩みによってはケミカルピーリングや針を使う施術も選択肢になります。

以下では、向く悩み、回数・期間の目安、費用の扱い、主なリスクの4つで並べました。

マッサージピール

マッサージピールは、皮むけの少ないピーリングを希望する方が相談することの多い施術で、国内で効果が審査された薬剤ではありません。

  • 回数・期間:2〜3週間に1回、5回前後を1つの区切りとすることが多いとされています。
  • 費用の扱い:自由診療(保険適用外)です。
  • 主なリスク:赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、色素沈着などがあります。

ケミカルピーリング(表面の角質を整える方法)

グリコール酸やサリチル酸などを使うピーリングは、一般に古い角質やニキビの悩みで検討される方法です。

  • 回数・期間:2〜4週間に1回程度、複数回続けることが多いとされています。
  • 費用の扱い:美容目的の場合は自由診療です。
  • 主なリスク:赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけなどがあります。

細い針を使う施術(マイクロニードル)

細い針で肌に小さな穴をあける施術は、一般にニキビ跡の凹凸や毛穴の悩みで検討される方法です。

  • 回数・期間:4週間前後の間隔で、複数回続けることが多いとされています。
  • 費用の扱い:自由診療です。
  • 主なリスク:赤み、点状の出血、腫れ、色素沈着などがあります。
施術 向く悩み 回数・期間の目安 費用の扱い 主なリスク
マッサージピール 皮むけの少ないピーリングを希望 2〜3週間に1回・5回前後 自由診療 赤み・乾燥・皮むけ・色素沈着
ケミカルピーリング 古い角質・ニキビ 2〜4週間に1回程度 美容目的は自由診療 赤み・乾燥・皮むけ
細い針を使う施術 ニキビ跡の凹凸・毛穴 4週間前後の間隔 自由診療 赤み・点状出血・色素沈着

どれが合うかは肌の状態で変わります。

施術を受けずに、日々のスキンケアで様子を見るという選択もあります。

マッサージピールの費用とリスク

マッサージピールは自由診療(保険適用外)で、費用は1回ごとに払う方法と回数をまとめたコースとで変わるため、総額と通う回数を合わせて確かめておくと安心です。

当院の料金表では、マッサージピールを1回16,500円(税込)、5回コースを66,000円(税込)で掲載しています。

ほかの肌の施術の金額も、メディカルアルファの料金表にまとめて載せています。

どちらの支払い方法でも、赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、色素沈着などの副作用が起こる可能性は変わりません。

マッサージピールに使う薬剤は国内で承認された医薬品ではなく、重い副作用が起きても医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

5回コースのように期間が1か月を超え、金額が5万円を超える契約は、特定商取引法のクーリング・オフや中途解約の対象になることがあります。

申し込む前に、契約書面で解約の条件を確かめておきましょう。

施術の手順や対象となる悩みは、マッサージピールのメニューページで詳しく紹介しています。

続けすぎによる肌への影響は、マッサージピールのやりすぎについての記事でも取り上げています。

【施術を受ける前にご確認ください】

  • お問い合わせ先:050-1724-3463
  • 自由診療(保険適用外)です。
  • 施術内容:トリクロロ酢酸などを含む薬剤(PRX-T33)を顔の肌に塗り、すり込むようになじませます。通常は2〜3週間に1回の間隔で、5回前後を1つの区切りとして受けます。
  • 標準的な費用:マッサージピール1回16,500円(税込)、5回コース66,000円(税込)
  • 主なリスク・副作用:施術中のピリピリとした刺激、赤み、ほてり、かゆみ、乾燥、皮むけ、色素沈着、まれにかぶれやアレルギー反応があります。

【未承認医薬品等に関する説明】

PRX-T33について

  • 未承認医薬品等であること:マッサージピールに使うPRX-T33は、日本国内では医薬品医療機器等法上の承認を受けていない未承認医薬品です。
  • 入手経路:医師の責任のもと、個人輸入の手続きにより入手しています。
  • 国内の承認医薬品等の有無:PRX-T33と同一の成分の組み合わせで、国内で承認されている医薬品はありません。肌のハリや毛穴など美容目的のピーリングで、同じ目的について国内で承認されている医薬品も、当院では確認できていません。
  • 諸外国における安全性等に係る情報:製造元はイタリアの企業です。欧米など諸外国の規制当局で医薬品として承認されているかどうか、重大な副作用の報告があるかどうかは、当院では公的な情報を確認できていません。主な副作用として、赤み、ヒリつき、乾燥、皮むけ、色素沈着が知られています。
  • 医薬品副作用被害救済制度について:未承認医薬品のため、万一重い副作用が起きた場合も、医薬品副作用被害救済制度の対象外です。

マッサージピールを相談するときに確かめたいこと

マッサージピールを相談するときは、通う間隔と回数、施術後の経過、使う薬剤の承認状況について説明を受け、納得してから受けるかどうかを決めることが大切です。

厚生労働省も、美容医療の施術を受ける前に、リスクや副作用、ほかの選択肢の説明を受けて理解したうえで決めるよう呼びかけています。

当日中に契約を迫られても、持ち帰って考えて構いません。

マッサージピールでは、次の3点も診察で聞いておくと判断しやすくなります。

  • 次の施術までの間隔を、どんな肌の状態を見て決めるのか
  • 赤みや皮むけが強く出たときに、どう連絡し、どう対応するのか
  • コースを途中でやめたとき、残りの回数分がどう扱われるのか

ご相談・ご予約はメディカルアルファクリニック(心斎橋)のLINEまたはWeb予約から

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メディカルアルファクリニック(大阪市中央区南船場4-5-8 ラスターオン心斎橋6F)では、マッサージピールの間隔や回数のご相談をお受けしています。

診療時間は10:00〜19:00、電話番号は050-1724-3463です。

診察を担当する医師の経歴は、医師紹介のページに載せています。

アクセスや診療メニューの一覧は、メディカルアルファクリニックのトップページから確認できます。

よくある質問

マッサージピールを検討している方から寄せられることの多い、間隔、皮むけ、メイク、料金、妊娠中の扱いについての質問をまとめました。

マッサージピールは1週間おきに受けてもよいですか?

前の施術の反応が落ち着く前に次の刺激が加わるため、一般には2〜3週間に1回の間隔がとられており、詰める場合は医師の判断が必要です。

マッサージピールで皮むけが出ないのは効いていないからですか?

マッサージピールは表面をむくことを目的にした施術ではなく、皮むけが出ないことも珍しくないため、皮むけの有無だけでは判断しません。

マッサージピールを受けた当日にメイクはできますか?

多くの医療機関では翌日からのメイクを案内しており、当日は肌を休ませて保湿を中心にすることが勧められています。

マッサージピールは何回受ければ変化を感じられますか?

5回前後を1つの区切りにすることが多いとされていますが、変化の感じ方や必要な回数には個人差があります。

マッサージピールの料金は保険が使えますか?

マッサージピールは美容目的の自由診療のため保険は使えず、当院では1回16,500円(税込)で、赤みや乾燥などのリスクがあります。

妊娠中や授乳中でもマッサージピールを受けられますか?

妊娠中・授乳中の安全性は十分に確かめられていないため、多くの医療機関ではこの期間の施術を控えています。

まとめ

マッサージピールは2〜3週間に1回、5回前後を区切りに受けることが多い施術で、皮むけや赤みの経過を見ながら間隔を決めることが大切です。

  • 初めて受ける方は、まず診察で肌の状態と、次の施術までの間隔の決め方を医師に聞いてください。
  • 前回の赤みや乾燥がまだ残っている方は、まず施術を受けた医療機関に相談してから次の予約を決めてください。
  • 肝斑やしみが気になる方は、まず診察の場で肌への刺激の影響について説明を受けてください。
  • コースを考えている方は、まず料金表で1回払いとの差と、解約の条件を確かめてください。

メディカルアルファクリニック(大阪市中央区南船場4-5-8 ラスターオン心斎橋6F)では、肌の状態を診たうえで、次の施術までの間隔をご提案しています。

参考文献

マッサージピールの記事を書くにあたり、美容医療の受け方や個人輸入、救済制度について厚生労働省・PMDA・消費者庁の公開資料を参照しました。

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