エラボトックスで失敗?不自然な笑顔になる原因と対策をブログで解説

2026.2.1
美容コラム

エラボトックスで笑顔が不自然になる原因とは?

エラボトックスで「笑顔が不自然」「表情がぎこちない」と感じるケースは少なくありません。これは、咬筋へのボトックス注射によって筋肉の働きが弱まり、表情の動き全体に影響が出るためです。ボトックスは即効性があるわけではなく、通常は注射後2〜7日かけて徐々に効果が現れ、2週間ほどでピークに達します。この過程で筋肉が急に弱まると、普段の表情のクセが変わり、口元が上手く動かしにくくなることがあります。とくに不自然さが出る原因として、左右差のある筋肉に対して適切な量が注入されていない場合や、強く張った側に偏った量を入れてバランスが崩れるケースが挙げられます。また、元々表情筋の動きが繊細な人は変化が目立ちやすいため、少量から調整することが重要です。自然な仕上がりを目指す場合は、咬筋だけでなく口元やフェイスライン全体の動きを診断できる医師選びが必須です。

咬筋以外の筋肉に誤って注入されてしまうケース

エラボトックスの不自然な笑顔の大きな原因が「誤った注入ポイント」です。本来エラの張りに関係するのは咬筋ですが、解剖学的に近くに口角を引き上げる筋肉や頬の表情筋があり、これらにボトックスが広がると表情の動きに悪影響が出ます。例えば、口角挙筋に作用してしまうと、「笑っても口角が上がらない」「無表情に見える」といった表情障害が起きやすくなります。また、フェイスライン周囲の筋肉は複雑に交差しており、わずかなずれでも仕上がりに影響します。このため、筋肉構造を熟知した医師がマーキングを丁寧に行うかどうかが大きな分かれ目です。さらに、注射後は薬剤が周囲に広がる可能性もあり、注射直後の押し込み・強いマッサージなどは避ける必要があります。こうした誤注射による失敗は、クリニックごとの注入技術の差が影響するため、実績が多く、自然な仕上がりの症例を多く持つ医師を選ぶことが最も重要です。

注入量が多すぎる・左右差があることによる表情の偏り

エラボトックスは「量」が非常に重要で、過剰注入は不自然な表情につながる代表的な原因です。筋肉が強く発達している人でも、必要以上に多い量を入れてしまうと、咬筋の働きが急激に弱まり、フェイスライン全体の支えが減ることで笑顔が不自然になります。また、左右の咬筋に発達差がある人に同じ量を注入すると、片側だけ効果が強く出て非対称になり「笑うと片側だけ動かない」「口元が曲がって見える」という症状が出やすくなります。これはエラボトックスの失敗としてよく見られるケースで、注入量だけでなく筋肉の厚み・強さ・動きのクセまで把握して治療する必要があります。不自然さのリスクを最小限に抑えるには、初回は少量で様子を見て、必要に応じて追加調整をする「段階的治療」が最も安全です。

筋肉バランスの崩れが原因で口元が引きつる・動かしにくい

エラボトックスによる不自然な笑顔は、筋肉バランスの崩れから生じることも多いです。咬筋が弱まると、その周辺の筋肉—口輪筋や頬筋、口角周囲の筋肉—が通常とは異なる動きを補おうとするため、口元が引きつったり、動かしにくくなったりします。とくに、普段から食いしばりや歯ぎしりのクセがある人は、筋肉の使い方に偏りがあるため、ボトックス注射の影響が表情に出やすい傾向があります。また、片側だけ表情が動きにくい「非対称」も、筋肉バランスの乱れによって起こります。筋肉間の連動を理解した注入が求められるため、解剖学に精通した医師が治療を行うかどうかが大きなポイントです。こうしたバランスの乱れは一定の時間が経つと改善されるケースも多いため、焦って追加注入せず、経過を見ながら対処することが大切です。

エラボトックスの失敗で起こりやすい症状

エラボトックスの失敗としてよく見られる症状は、「笑顔が不自然」「頬がこけたように見える」「口角が下がる」「噛みにくい」などが挙げられます。これらは効果が強く出すぎた場合や、注射ポイントがずれた場合、筋肉バランスの崩れが原因となって現れます。とくに不自然さが目立つのは、効果ピークとなる2週間前後で、「その後、徐々に改善するケース」と「悪化が続くケース」に分かれます。また、過度な効果によって頬骨が目立つ・影が落ちるなど、老け見えすることもあります。こうした失敗例は決して珍しくありませんが、正しい知識と経験のある医師のもとで治療を行えばリスクは大幅に減らせます。違和感が強い場合は、ヒアルロン酸や糸リフトなど併用施術が必要となることもあるため、早めの相談が安心です。

笑うと頬がこけて見える・老けて見える現象

エラボトックス後に「頬がこけて見える」という相談は非常に多いです。これは咬筋のボリュームが一気に減ることで、フェイスライン周辺の脂肪や皮膚を支える力が弱くなり、影が出てしまうためです。また、頬が痩せたように見えることで、ほうれい線やゴルゴラインが目立つなど、老けて見える原因にもなります。この現象は、特に筋肉量が少ない体型の人や、もともと頬が薄いタイプの人に起こりやすく、不自然な見た目が強調される傾向があります。治療後すぐに気になる場合は数週間で改善することもありますが、必要に応じてヒアルロン酸注入でバランスを整える方法も有効です。繰り返し治療する場合は、少量で調整しながら継続することが、自然で若々しいフェイスラインを保つポイントになります。

口角が下がる・笑ったときに不自然に見える理由

エラボトックスの副作用としてよくあるのが「口角が下がる」「笑顔が左右で違う」という症状です。これは口角を上げる筋肉にボトックスが作用してしまった場合に起こります。表情を作る筋肉は複雑に交差しており、わずかな注入位置の誤差で「笑ったときに口角が上がらない」「不自然に見える」といった違和感が生じます。特に強い左右差は見た目に大きく影響するため、患者の違和感が非常に大きい症状のひとつです。また、注入量が過剰だと口周りの動きが弱まり、発音しづらい・飲み込みにくいなどの機能的な不調が起きる場合もあります。こうした失敗は、注入ポイントの見極めと細かな調整ができる医師かどうかで大きく変わります。「不自然な笑顔を防ぐ」ためには、少量ずつ丁寧に注入し、必要な箇所にだけ正確に作用させる技術が必須です。

噛みにくさや発音の違和感など機能面への影響

エラボトックスは美容目的だけでなく歯ぎしりや食いしばり治療にも使われますが、筋肉が弱くなりすぎると機能面にも影響します。咬筋が急に弱くなると、硬い食べ物が噛みにくい、発音がしづらいなどの違和感が出ることがあります。特に治療直後の2週間は効果が強く出る時期のため、普段より顎の動きがスムーズでなくなる場合がありますが、ほとんどは時間とともに改善します。しかし、注入量が多すぎたり、筋肉に偏りがあると悪化して長引くケースもあります。効果は永久的ではなく、ボトックスは数ヶ月で自然に弱まるため、機能面の違和感は徐々に改善していきますが、生活に支障があるほどの場合は早めにクリニックへ相談が必要です。こうした機能面トラブルは、注入前の筋肉診断や咬筋の厚みチェックが不十分な場合に起こりやすいため、医師の技術や経験が非常に重要です。

失敗を防ぐためのクリニック選びと医師の見極め方

エラボトックスの失敗を防ぐ最大のポイントは、クリニック選びと医師の力量です。注入技術には明確な差があり、不自然な表情・左右差・こけた見た目などの多くは技術不足が原因です。経験豊富な医師は、咬筋の厚み・位置・動かし方を細かく確認し、過剰な量を入れずに自然な変化を引き出します。また、リジェノックスやアラガンなど薬剤の特性を理解し、患者の状態に合わせて使い分けることができます。さらに、治療後のアフターケアや相談体制が整っている医院は、何かあったときの対応力も高く安心です。効果のピークとなる2週間後の変化、その後の定着まで丁寧に診てくれる医師を選ぶことで、失敗の確率を大幅に減らせます。症例写真や口コミで自然な仕上がりか確認し、信頼できる医院を選ぶことが最も重要です。

筋肉診断・マーキングを丁寧に行う医師を選ぶ

エラボトックスで自然な仕上がりを得るには、施術前の「筋肉診断」と「マーキング」が極めて重要です。咬筋は個人差が大きく、場所がわずかにずれているだけで表情の動きは大きく変わります。この診断が甘いと、効果が足りない・左右差が出る・不自然になるといった失敗につながります。筋肉が複雑に交差するため、正確なマーキングを行う医師ほど失敗が少なく、自然な表情を保ちながら効果を出すことができます。また、治療経験が豊富な医師は、患者の体質や生活習慣、笑ったときのクセまで考慮し、最適な注入量を判断します。不自然な笑顔を防ぐためには、丁寧な診察・診断が必須であり、技術に加えて患者とのコミュニケーション力も問われます。

症例写真・口コミで自然な仕上がりか確認する

クリニック選びで失敗を防ぐには、症例写真と口コミの確認が欠かせません。自然な仕上がりが多い医師は、注入量の調整と筋肉の見極めが上手く、不自然な口元・頬こけ・左右差などのトラブルが少ない傾向があります。特に注意したいのは、症例写真の「角度」「光」「表情」です。誇張された角度の写真ばかり掲載している医院より、正面や横からの自然な写真が多い医院のほうが信頼性が高いといえます。また、一定数の口コミがあるクリニックは、施術後の経過フォローやアフターケアの評価が確認しやすく、安心して任せられるポイントになります。不自然な笑顔になった例だけでなく、満足度の高いレポを参考にすることで、自分に合った医師を見つけやすくなります。

正規薬剤の使用・アフターケア体制が整っているかが重要

エラボトックスの満足度を左右する大きな要素が、クリニックが「正規薬剤」を使用しているかどうかです。アラガン社ボトックスや正規ルートのニューロノックスなどは効果が安定し、安全性が高い一方、非正規品は効果や持続にばらつきが出やすく、失敗リスクが高まります。また、治療後のアフターケアも非常に重要です。効果のピークとなる2週間までの経過観察、必要に応じた調整、トラブル時の迅速な対応など、フォロー体制が整っている医院は信頼できます。さらに、効果が長持ちしにくい人や左右差が出やすい人には、生活習慣や追加施術の相談ができるクリニックが安心です。正規薬剤の取り扱いと丁寧なアフターケア体制は、自然な表情を保ちながら確実に効果を得るための必須条件です。

まとめ

エラボトックスは、正しく施術すれば自然な小顔効果を得られますが、「なぜ不自然になるのか」「なぜ戻ったと感じるのか」という点を理解しておくことが大切です。効果は1週間後から徐々に現れ、4ヶ月〜半年ほどかけてゆっくり弱まります。そのため「1回で十分な人」もいれば、「2回・3回と継続して定着させる人」もいます。一般的に60単位〜80単位など、筋肉量に合った適切な単位数が重要で、量が多すぎると頬こけや表情の違和感が出やすくなります。逆に少なすぎると「戻った」と感じることがあります。この単位の見極めには医師の診断力が欠かせません。また、失敗後に焦ってステロイドなどを自己判断で使うのは危険で、医師の診察を受けることが最優先です。仕上がりは医師の技術差が大きいため、症例が豊富で有名なクリニックほど自然で満足度の高い結果が期待できます。長期的に美しいフェイスラインを維持するには、安さではなく技術・診断力・アフターケア体制を基準にクリニックを選ぶことが成功の鍵です。

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この記事の監修

小西 恒 医師
小西 恒

2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® 認定医、 ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、 日本美容外科学会(JSAS) 正会員、 日本産科婦人科学会 会員、 日本産科婦人科学会 専門医、 日本医師会認定産業医、 母体保護法指定医

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