エラボトックスとは、ボツリヌストキシン製剤をエラ部分(咬筋)に注射し、筋肉の過度な緊張を和らげてフェイスラインを細く見せる治療です。ボトックスは神経と筋肉の伝達を一時的にブロックし、筋肉の動きを弱める作用があります。咬筋が発達していると、エラが横に張り出して見えたり、噛みしめ・歯ぎしりが強くなる原因にもなるため、この筋肉の働きを適度に抑えると、自然に小顔効果が出る仕組みです。施術は数分で完了し、ダウンタイムも少ないため、美容医療の中でも特に人気の高い治療のひとつです。また、歯ぎしりや食いしばり、顎関節症などの機能的トラブルにも効果が期待でき、歯科や口腔外科でも用いられています。効果は約2〜3週間で最大化し、その後3〜6ヶ月ほど持続します。繰り返し施術することで咬筋が徐々に縮小し、フェイスラインが安定しやすくなる点も特徴です。
エラボトックスに使用される「ボツリヌストキシン」は、神経から筋肉への“指令”を一時的にブロックする働きを持っています。本来、私たちが噛む動作をするときには、脳から“噛む力を入れろ”という信号が咬筋に伝わります。しかしボトックスを注入すると、この信号が筋肉に届きにくくなり、筋肉の動きが抑えられます。その結果、日頃から食いしばりや歯ぎしりをして筋肉が厚く発達している人の場合、徐々に筋肉が萎縮し、エラの張りが軽減されていきます。注射はわずか数分で完了し、麻酔が必要ないことも多く、初めてでも挑戦しやすい施術です。美容目的だけでなく、食いしばりによる頭痛・肩こりの軽減など医療的な面でも効果が期待されています。筋肉そのものを「細くする」治療なので、骨格の整形とは異なり、自然にフェイスラインの印象を変えられる点も多くの人に支持されています。
エラボトックスの小顔効果のポイントは、エラの張りの主因である「咬筋」の厚みを減らす点にあります。咬筋は食べ物を噛むときに使われる筋肉で、食いしばりや歯ぎしりの癖がある人は、この部分が鍛えられすぎて肥大していることが多いです。ボトックスを注入することで咬筋の活動が抑制され、筋トレをしない筋肉が自然と細くなるように、徐々に筋肉が萎縮していきます。これにより、張り出していたフェイスラインが内側に引っ込み、横顔や正面の輪郭がシャープになります。特に「骨格ではなく筋肉が原因でエラが目立っている人」に大きな効果を発揮しやすいです。また、筋肉の使用が減ることで歯ぎしりや顎関節の負担も軽減され、頭痛や肩こりが改善される方もいます。メスを使わず自然に輪郭を変えるため、周囲に気づかれずに小顔を目指せる点も人気の理由です。
エラボトックスは1回の施術でも十分な効果を実感できる治療です。施術直後はほとんど変化がありませんが、3~7日ほどで筋肉の動きが弱まり始め、2~4週間後にフェイスラインの変化を実感する人が多いです。特に食いしばりが強い方は筋肉が大きく、効果が出ると「噛む力が弱くなる」「エラが目立たなくなる」「顔がひと回り小さく見える」などの変化が現れます。効果の持続期間はおよそ3~6か月。定期的に注入すると筋肉が過剰に発達しなくなり、半年~1年ほど効果が続くケースもあります。初回は筋肉の動きが戻りやすいため、3~4か月間隔での施術が推奨されます。1回のみでも変化はありますが、より長く安定した小顔を維持したい人は複数回の継続が効果的です。

エラボトックスの最大のメリットは、メスを使わずに自然な小顔効果が得られる点です。注射のみの施術のため、ダウンタイムがほぼなく、仕事帰りでも受けられる手軽さが支持されています。咬筋を緩めることで、エラの張りが和らぎ、フェイスラインがすっきり整うだけでなく、歯ぎしり・食いしばりによる肩こりや顎の痛みが軽減される場合もあります。また、噛みしめ癖が強い人は咬筋が過度に肥大しやすく、顔が横に広がり丸く見えやすい傾向がありますが、ボトックスを適切に注入することで筋肉の過剰収縮を抑え、顔全体のバランスが整いやすくなります。左右差改善にも効果があり、片側だけ咬筋が発達している人にも有効です。さらに、短時間で施術が完了するため、初めて美容医療を受ける人でも挑戦しやすい点もメリットです。仕上がりが自然なため、「やった感」が出にくく、周囲に気づかれにくいのも魅力です。
エラボトックスは美容目的だけではなく、医療的な症状の改善にも大きく役立ちます。咬筋が過剰に発達している人は、無意識のうちに歯ぎしりや食いしばりをしていることが多く、その結果として顎痛・肩こり・頭痛・歯のすり減りなど、生活に支障が出ることもあります。ボトックスを注入すると筋肉の働きが適度に弱まり、歯ぎしりの強度が減り、睡眠中の負担も軽減されます。夜間の食いしばりが減ることで、朝起きた際の顎の疲れや痛みが軽くなる人も多いです。また、歯列矯正中の人が噛み締め癖を抑えるために使用する例もあります。美容と医療の両面からアプローチできるため、「小顔になりたい」「顎の疲れを改善したい」という複合的な悩みを抱える人に適した施術と言えるでしょう。
エラボトックスは注射のみで完結するため、施術の手軽さが大きな魅力です。処置時間は数分程度、麻酔クリームを使用することもあり、痛みも少なめです。ダウンタイムはほとんどなく、施術当日からメイクや洗顔も可能です。自然にフェイスラインが変わるため、周囲に気づかれず「痩せた?」と言われるような自然な変化を得やすいのが特徴です。また、骨を削るような外科手術とは違い、リスクや負担も少ないため、初めて小顔治療に挑戦する人にも向いています。施術後の変化がゆるやかに出るため、仕事が忙しい人や日常生活でダウンタイムを取れない人でも受けやすく、多くの方が継続して利用しています。
咬筋の大きさは左右で異なることがあり、その差が顔の左右非対称を生み出す要因のひとつです。エラボトックスは左右の筋肉量を見た上でバランスよく注入できるため、フェイスラインの左右差が気になる人にも効果が期待できます。また、筋肉の緊張が緩むことでリンパの流れが良くなり、むくみが改善されるケースもあります。「なんとなく顔が大きく見える」「フェイスラインがぼやけている」という悩みは、筋肉の張りとむくみが原因であることが多く、ボトックスが複合的な改善をもたらします。さらに、咬筋の負担が軽くなることで口周りの疲れが軽減し、笑顔が作りやすくなるという声もあります。

エラボトックスは手軽な施術である一方、デメリットや副作用の理解も欠かせません。まず代表的なリスクとして、注入量が多すぎると「頬こけ」や「たるみ」が起きる可能性があります。咬筋が急激に小さくなると、皮膚や脂肪を支える力が弱まり、老けた印象に見えることがあります。また、注入位置が適切でないと、笑顔が不自然になったり、口元がもたつくなどの表情の違和感が生じることもあります。さらに、稀にボトックス耐性(抗体)ができ、効果が薄れるケースもあるため、施術の間隔が短すぎる場合は注意が必要です。また、施術後当日は強いマッサージ・運動・サウナなどを避け、薬剤が広がりすぎないようケアすることも大切です。副作用が起きた場合、追加の調整や別施術が必要になることもあるため、必ずアフターフォローの整ったクリニックで受けることが重要です。
エラボトックスは適切な量を注入すれば自然な小顔効果が出ますが、過剰に注入すると頬がこけたりフェイスラインが落ちたように見えることがあります。特に元々痩せ型の人・脂肪が少ない人は筋肉が急に細くなることで頬が凹んで見えやすくなります。また、咬筋が弱くなりすぎると、サポート力が低下してたるみにつながるケースもあります。これを防ぐには医師の判断力が非常に重要で、筋肉量・脂肪量・骨格を丁寧に診断した上で適量を見極める必要があります。「小顔にしたいからたくさん打ってほしい」という希望で増量してしまうのは危険で、逆効果になることも多いです。適切な注入量を守ることが、美しい仕上がりと安全の両方に直結します。
エラボトックスは咬筋に注入するため、基本的に表情筋に大きく影響することはありません。しかし、注入位置や量が適切でない場合、笑ったときに頬が引きつって見えたり、口角が上がりにくくなるなどの表情の違和感が起こることがあります。これは筋肉の働きのバランスが崩れることで起きるため、正確な筋肉診断と注入技術が重要となります。通常は数か月で改善しますが、日常生活での違和感がストレスになることもあるため、経験豊富な医師のもとで施術することが最も重要です。また、初回から大量注入すると、筋肉の急激な弱まりで違和感が強く出ることがあるため、少量から始める方が安全です。
ボトックス製剤を繰り返し使用することで、ごく稀に“耐性(抗体)”ができ、効果が弱まりやすくなる場合があります。これを避けるためには、信頼できる正規品(アラガン社製ボトックスビスタなど)を適切な間隔で使用することが大切です。過度な頻度で打ち続けたり、安価で品質が低い製剤を使用するとリスクが高まるとされています。抗体ができると、注入しても筋肉が反応しにくくなり、小顔効果も弱くなります。ただし正しい管理と間隔で施術していればほとんど問題になりません。医師と相談し、適切な頻度と量を見極めることで、長期間にわたり効果的に治療を続けることが可能です。

エラボトックスの効果は、一般的に施術後2週間前後で最大になり、その後3〜6ヶ月かけてゆっくりと薄れていきます。そのため、理想的な施術頻度は3〜6ヶ月に1回が目安とされています。ただし、咬筋の発達具合や目的によって最適な間隔は異なり、初回〜2回目は比較的早めのペースで行い、3回目以降は間隔を延ばしても効果が持続するケースが多いです。これは繰り返し注入することで筋肉が使われにくくなり、咬筋が徐々に縮小していくためです。数回継続するとフェイスラインが安定しやすく、施術間隔が自然と長くなる人もいます。ただし、間隔が短すぎると抗体ができやすくなるため注意が必要です。また、効果の出方には個人差があり、単位量・薬剤・筋肉の厚みによっても持続期間は変わります。経過を見ながら医師と相談し、最適なスパンで施術することが重要です。
エラボトックスは施術直後に劇的な変化が出る治療ではありません。効果は通常3〜7日後に感じ始め、2〜4週間ほどで最も顔がスッキリしてきます。即効性を期待してしまいがちですが、筋肉が自然に萎縮していくことでフェイスラインが変化するため、ゆるやかな変化となります。持続期間はおよそ3〜6か月で、初めての人ほど筋肉が活動しやすく、戻りも早い傾向があります。そのため、初期は3〜4か月ごとに施術するとより効果が安定します。継続すると筋肉が“元のサイズに戻りにくくなる”ため、結果として細いフェイスラインを維持しやすくなります。
エラボトックスで表情が不自然になる原因は主に「過剰量の注入」「注入位置の誤り」「筋肉のバランスが崩れること」にあります。笑顔が引きつるのは、咬筋以外の筋肉が影響を受けてしまったケースが多く、医師の技術によって大きく差が出るポイントです。特に咬筋の広がり方は個人で違うため、解剖学を理解していないと誤った位置に注入してしまうリスクがあります。また、初回で効果を強くだそうとして大量に入れると、日常生活の中で違和感が出る可能性が高まります。このようなトラブルを避けるためには、経験豊富な医師を選ぶこと、必要量を正確に判断してもらうことが最も重要です。
エラボトックスを数回継続していくと、咬筋が過剰に発達しにくくなり、フェイスラインが安定します。これは、筋肉が“使われにくい状態”に慣れることで、食いしばりや無意識の咬筋の緊張が減るためです。初回は筋肉の戻りが早いのですが、2回目・3回目と続けるうちに効果の持続期間が長くなる人が多いです。また、筋肉の厚みが薄くなると顔が細く見えるだけでなく、たるみのリスクも減り、フェイスラインが滑らかに整います。特に食いしばりが強い人は、継続によって顎周りの負担が軽減され、肩こりや頭痛も改善されることがあります。美容効果だけでなく生活の質が向上する例も多く、長期的に見てもメリットが大きい施術です。

エラボトックスは、適切な量(20単位〜80単位など)を、正確な箇所へ注入することで、高い小顔効果が期待できる治療です。効果はいつから出るのかという点については、多くの方が「1ヶ月前後」で実感し、4ヶ月〜半年ほど持続が続くケースが一般的です。ニューロノックスやアラガン製など、製剤の成分によっても持続期間が異なり、適切なマーキングや注入技術によって仕上がりの自然さが左右されます。永久的な治療ではありませんが、繰り返すことで咬筋が定着し、フェイスラインが長持ちしやすくなる人もいます。
ただし、注意点や注意事項を理解しておくことも重要です。打ちすぎは頬こけやたるみのリスクがあり、糸リフトやヒアルロン酸など他施術と併用する際もバランスを見極める必要があります。また、医院やクリニック、歯科医・歯科医院でも取り扱いがありますが、上手い医師は注入箇所・筋肉の厚み・発達具合を丁寧に診断してくれるのが特徴です。レーザー治療との併用を勧めたり、効果の出方・見た目がいつから変化するかを明確に説明してくれる“おすすめクリニック”を選ぶことで、後悔の少ない治療が実現できます。
エラボトックスは永久的ではありませんが、正しい頻度・量・医師選びによって、自然で長持ちな小顔効果が得られます。迷ったときは、有名クリニックの症例や口コミを確認し、自分に合った施術計画を立てることが成功の鍵です。
2008年に自治医科大学医学部を卒業。2010年に大阪府立急性期総合医療センター産婦人科に勤務後、2014年に大阪府障害者福祉事業団すくよかで医療部長を務めました。2015年から大阪府健康医療部で地域保健課主査を歴任し、2017年から愛賛会浜田病院産婦人科に勤務。2020年より某大手美容外科で働き、2021年には小倉院と心斎橋御堂筋院の院長を務めました。2023年からはルヴィクリニック院長に就任しています。
【資格・所属学会】
ボトックスビスタ® 認定医、
ジュビダームビスタ® 認定医、
ジュビダームビスタ® バイクロス 認定医、
日本美容外科学会(JSAS) 正会員、
日本産科婦人科学会 会員、
日本産科婦人科学会 専門医、
日本医師会認定産業医、
母体保護法指定医